予防接種を受けても感染することがある!水疱瘡にかかりました

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私には、2008年生まれの息子(2016年現在:8歳)がいます。

上の写真は、その息子の母子手帳です。

ちょっと見にくいかもしれませんが、水疱瘡の予防接種を2回受けています。

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予防接種を受けたのに水疱瘡にかかる

息子は定期予防接種はもちろん、当時はまだ任意だった、

  • ヒブワクチン
  • 肺炎球菌
  • 水疱瘡(みずぼうそう)×2回
  • 流行性耳下腺炎(おたふく・ムンプス)×2回

を受けています。

臨時接種であるインフルエンザに限っては、予防接種後にアレルギー反応が出たため接種を取りやめました。

インフルエンザについて詳しくはこちら

予防接種の副作用(副反応)~今年のインフル予防接種は痛い!
「予防接種は副反応が出る恐れがあるから休みの前日に受けるのは止めたほうがいいよ。」という実体験のお話です。 インフ...
⇑この記事を読んでいただければよくわかると思うのですが、日本での予防接種はすべて『任意』です。

『受けない』という選択肢もありなのです。

水疱瘡で出席停止

月曜の朝に気付きました。

息子は肌が弱いので、湿疹か蕁麻疹の類かと思ったのですが、数日前の『お楽しみ会』水疱瘡の子と接触した。ということを知り、朝一番へ病院へ行きました。

小さな町の小児科なので、病院で同じお楽しみ会に参加していた子にばったり会い、話してみると息子とその子の症状がまったく同じ。

そして2人仲良く水疱瘡の疑いありの診断をもらってしまいました。

学校保健安全法『治癒証明書』

学校保健安全法により、指定の感染症にかかると出席停止となります。

お医者様から『治癒証明書』にハンコをもらうまでは学校へ行けれません。

ただし、欠席扱いにはならないので、皆勤賞はまだ狙えますよ。(狙ってませんけど)

指定の感染症は以下の通りです。

第一類感染症 (治癒するまで出席停止)

第一類はちょっと特殊な感染症が多いです。

すべての感染症において、完全に治るまで出席できません。

  • エボラ出血熱
  • クリミア・コンゴ出血熱
  • 痘そう
  • 南米出血熱
  • ペスト
  • マールブルグ病
  • ラッサ熱
  • 急性灰白髄炎
  • ジフテリア
  • 重症急性呼吸器症候群
  • 中東呼吸器症候群
  • 特定鳥インフルエンザ

第二類感染症

第二類感染症が、比較的私たちの身近にある病気です。

インフルエンザ(特定鳥インフルエンザを除く)

発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで出席停止。

百日咳

特有の咳が消失するまで、または5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療終了まで出席停止。

麻しん(麻疹・はしか)

発疹を伴う発熱が解熱後、3日を経過するまで出席停止。

流行性耳下腺炎(おたふく・ムンプス)

耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで出席停止。

風疹

発疹が消失するまで出席停止。

水痘(水疱瘡・みずぼうそう)

すべての発疹がかさぶたになるまで出席停止。

咽頭結膜熱(プール熱)

主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止。

結核

医師が感染のおそれがないと認めるまで出席停止。

髄膜炎菌性髄膜炎

医師が感染のおそれがないと認めるまで出席停止。

第三類感染症

医師が感染のおそれがないと認めるまで出席停止。

こちらも、第一類と同じく特殊な感染症が多いですが、未就学児に多い『結膜炎』はこの部類に入ります。

  • コレラ
  • 細菌性赤痢
  • 腸管出血性大腸菌感染症
  • 腸チフス
  • パラチフス
  • 流行性角結膜炎
  • 急性出血性結膜炎
  • その他の感染症

予防接種受ける?受けない?

今回息子は水疱瘡にかかりましたが、痒みはあったものの、熱も出ず元気いっぱいでした。

水疱瘡は跡に残るのが心配だったりしますが、うちの息子の場合は元々の病気の跡が酷いので、どれがどれかよくわからない状態です。

でも、やっぱり予防接種を受けているだけあって、症状はかなり軽かったです。

水疱瘡の子との接触があったことを知らなければ、「また湿疹が出たのかな?」くらいに思ってしまい、普段通り学校へ行っていたと思います。

水疱瘡の場合は、すべての水泡がかさぶたになるまで出席停止です。

元気な子を家で軟禁状態にするのも大変ですが、約1週間仕事を休まないといけない親御さんも大変だと思います。

兄弟姉妹がたくさんいた場合、順番にかかったりしますからね。

そうなると気が付いたら今月1週間しか出勤できてない!なんてことになりかねません。

そんな心配もあり、予防接種を受ける人も多いかと思うのですが、残念ながら予防接種も完璧ではありません。

しかも、予防接種をしたら一生有効!というわけではなく、抗体は消えていきます。

私の友人で、28歳から看護師を目指し学校へ通い始めた女性がいるのですが、病院での実習もあるからか、生徒全員感染症に対する抗体のチェックをして、切れているものは予防接種をまた受けるそうです。

彼女はかなり切れていたので、「予防接種代がぁ(>_<)」と嘆いていました。

予防接種を受けない派の人の意見で、「子どもの頃にかかる病気はかかって抗体をつけるほうが強いから、任意の予防接種は受けない。 中学生前にまだかかっていないのがあったら、そのときにかかっていないものだけ受ける。」という考え方もあります。

私はこの意見には賛成!

でも私は、ちょっとでも症状が軽くすんでほしいから、息子にはできるだけの予防線を張りました。

18歳くらいになったときに、抗体がない(消えている)ものについては追加で受けさせたいと思っています。

こどもの免疫力を高める【こどもバナナ青汁】

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