参院選投票率アップへ「センキョ割」広がる
k10010585551_201607061945_201607061957.mp4
今月10日に投票が行われる参議院選挙の投票率アップにつなげようと、投票を済ませた人が飲食店などで割り引きなどの特典を受けられる取り組みが全国各地に広がっています。
東京・世田谷区に本社があるPR会社では、4年前の衆議院選挙から「センキョ割」と銘打って、投票所でもらえる投票済みの証明書や、投票所の看板と自分が一緒に映っている写真を参加する飲食店や衣料品店などに見せると、割り引きなどの特典を受けられる取り組みを始めました。今月10日に投票が行われる参議院選挙では、東京都や神奈川県など全国の11の都道府県のおよそ420店舗が参加します。
参加する店舗のひとつ、東京・渋谷区のお店では1個400円のメロンパンアイスなどが半額になります。このお店では期日前投票も対象にしていて、投票日の2週間後までサービスを受けられます。10代や20代の若い客が多いということで、店長の工藤哲也さんは「18歳から投票権を得られるようになったので、若い人に政治に興味を持ってもらい、投票に行く人が増えればいいと思って参加した」と話していました。
また、横浜市南区にある弘明寺商店街では去年の統一地方選挙から「センキョ割」のサービスを始めていて、今回の参院選では8つの店舗が参加します。
このうちのひとつの衣料品店では、投票を済ませた人が店で買い物をすれば靴下3足がもらえます。衣料品店店長の大貫文吾さんは「『センキョ割』をきっかけに選挙の帰りに商店街で買い物をしてもらうことで、地域の活性化につながればうれしい」と話していました。
この「センキョ割」の活動には、高校生や大学生などおよそ30人の学生ボランティアも携わっていて、参加する店舗を開拓したりちらしを配ったりしています。そのうちのひとり、大学1年生の伊藤麻琴さんは地元が秋田県で、本人も6日、不在者投票をして、投票済みの証明書をもらってきたということで、「選挙なんてどうでもいいと思うのではなく、割り引きなどのメリットもあるプラスのイメージでとらえてもらい、政治を考えるきっかけになればいいと思う」と話していました。
参加する店舗のひとつ、東京・渋谷区のお店では1個400円のメロンパンアイスなどが半額になります。このお店では期日前投票も対象にしていて、投票日の2週間後までサービスを受けられます。10代や20代の若い客が多いということで、店長の工藤哲也さんは「18歳から投票権を得られるようになったので、若い人に政治に興味を持ってもらい、投票に行く人が増えればいいと思って参加した」と話していました。
また、横浜市南区にある弘明寺商店街では去年の統一地方選挙から「センキョ割」のサービスを始めていて、今回の参院選では8つの店舗が参加します。
このうちのひとつの衣料品店では、投票を済ませた人が店で買い物をすれば靴下3足がもらえます。衣料品店店長の大貫文吾さんは「『センキョ割』をきっかけに選挙の帰りに商店街で買い物をしてもらうことで、地域の活性化につながればうれしい」と話していました。
この「センキョ割」の活動には、高校生や大学生などおよそ30人の学生ボランティアも携わっていて、参加する店舗を開拓したりちらしを配ったりしています。そのうちのひとり、大学1年生の伊藤麻琴さんは地元が秋田県で、本人も6日、不在者投票をして、投票済みの証明書をもらってきたということで、「選挙なんてどうでもいいと思うのではなく、割り引きなどのメリットもあるプラスのイメージでとらえてもらい、政治を考えるきっかけになればいいと思う」と話していました。