マイナス金利で個人向け国債の応募額1.5倍に
日銀が導入したマイナス金利政策の影響で銀行の預金金利などが低下するなか、個人を対象に発行される個人向け国債は、預金などよりも高いプラスの金利がついているため、今月発行分の応募額は去年の同じ月の1.5倍に増えていることが分かりました。
個人向け国債は1万円から購入できる国債で、市場の金利が変動しても個人の投資家が安心して購入できるよう、発行時の金利は0.05%という下限が設けられています。
財務省によりますと、今月発行分の個人向け国債の応募額は満期までの期間が5年の固定金利タイプが1000億円と、去年の同じ月の12倍余りに急増したほか、満期までの期間が3年の固定タイプと10年の変動金利タイプのものも、それぞれ去年の同じ月を上回りました。この結果、今月発行分の個人向け国債の応募額は合わせて3105億円となり、去年の同じ月の1.5倍に上っていることが分かりました。
日銀によるマイナス金利政策の導入を受けて、主な銀行の定期預金の金利が年0.01%まで低下するなか、相対的に利回りが高い個人向け国債の発行額はことし3月以降、毎月、去年を上回っています。市場関係者は「個人向け国債はマイナス金利の下で相対的に利回りが高くなっているため資産の運用先として人気が集まっているのではないか」と話しています。
財務省によりますと、今月発行分の個人向け国債の応募額は満期までの期間が5年の固定金利タイプが1000億円と、去年の同じ月の12倍余りに急増したほか、満期までの期間が3年の固定タイプと10年の変動金利タイプのものも、それぞれ去年の同じ月を上回りました。この結果、今月発行分の個人向け国債の応募額は合わせて3105億円となり、去年の同じ月の1.5倍に上っていることが分かりました。
日銀によるマイナス金利政策の導入を受けて、主な銀行の定期預金の金利が年0.01%まで低下するなか、相対的に利回りが高い個人向け国債の発行額はことし3月以降、毎月、去年を上回っています。市場関係者は「個人向け国債はマイナス金利の下で相対的に利回りが高くなっているため資産の運用先として人気が集まっているのではないか」と話しています。