上達した人たちはみんな実践した、英語勉強法
英語を勉強しているのに上達を実感できないと、今の勉強法を続けていいのか不安になりますよね?
でも、どういう勉強法が本当に効果があるのか、本当のことが分からなければ改善のしようがありません。
そこで今回は、英語が上達した人たちがみんな実践している英語の勉強法を紹介します。
今やっている勉強法と照らし合わせて、間違ったところがないか確認してください。
目次
英語を勉強する順序
英語初心者は、最初に文法を勉強する。いきなり英会話スクールでネイティブとの会話に挑戦したり、聞き流すだけの教材を購入したりしても失敗に終わります。
最初は、基礎文法を勉強しながら、日常会話レベルの単語を覚えましょう。中学や高校でしっかり勉強した人は、次に進んでください。
基礎文法と基本単語を勉強したら、スピーキングの練習を始めます。
リスニングの練習は、スピーキングの練習と同時に始めます。
効果の出る英単語の覚え方
日常会話でよく使う基礎単語を優先して覚える。中学で習う単語はすべて必須です。TOEIC 500点レベルの単語教材を日常英会話に最低限必要なレベルの目安にしてください。学術論文にしか出てこないような、日常会話で使わない単語は覚える必要はありません。
薄紙を重ねるように覚える。単語帳は、1日に単語を10個、10日で100個のように少しずつ覚えるのではなく、1日で単語100個をさっと勉強して、2日目~10日目も毎日、同じ単語100個をさっと復習します。同じ単語を繰り返し勉強した方がしっかりと記憶に残ります。
単語だけでなく英文ごと覚える。単語だけ覚えても、単語の使い方が身に付かないので死んだ知識になってしまいます。英文ごと覚えると単語の使い方も覚えられるので、英会話のときに使える生きた知識になります。
イメージしながら覚える。「luxury」=「高級な」のように英単語と日本語訳を対応させて覚えても、すぐに忘れてしまうし英会話のときに役に立ちません。高級車を持っている人をイメージしながら「He has a luxury car.)」という英文を覚えると、右脳が働くので記憶に定着しやすいし、英会話のときに応用して使えるようになります。
オーディオを聞いて発音を覚える。発音を知らなければ、聞き取ることも自分で使うこともできなくなるので、オーディオ学習は必須です。
文法は基礎を固める
英語学習の最初の段階で必ず文法を勉強する。文法を知らないまま英会話を始めても、単語を並べる順序が分からないのでカタコト英語になってしまいます。また、英文を読んでも正しく理解できなくなります。
中学レベルの基礎文法を勉強する。最初から難しい文法を覚えても英会話のときに使いこなせないので、最初は基礎文法で十分です。
試験に出るような細かいことは後回しにする。冠詞の「a」と「the」や、前置詞の「in」と「at」の使い分けなど細かいことは、試験では必須の項目でも、だいたい分かったら次に進みましょう。こういうことは理屈を理解するより、例文をたくさん覚えた方が早く身に付きます。
分かりやすい教材を使って、短期間に一気に終わらせる。中学の授業では2年かけて文法を習いますが、分かりやすい文法教材を使って集中的に勉強すれば1~2週間くらいで復習できます。ダラダラ長引かせるより、一気に終わらせましょう。
スピーキング上達法
瞬間英作文を徹底的にやる。基礎文法を勉強したら、次は瞬間英作文をやります。瞬間英作文をしっかり練習すると、頭で理解しているだけだった基礎文法を体で覚えることができます。そして、英会話のときに、正しい文法で言葉が出てくるようになります。
瞬間英作文について詳しくは、以下のページを読んでください。
⇒ ライバルに差が出る英会話の勉強法!もう迷わない3ステップ独学テクニック
英作文する。英語学習全体を通じて、使えそうなフレーズを見つけたらメモしておいて、単語を入れ替えていろいろな英文を作ります。自分で英作してみることで記憶にきっちりと残すことができ、英会話のときに使えるようになります。
英会話スクールは、勉強したことを試す場所として使う。英会話スクールで英語を教えてもらおうと思っていたら、ほぼ間違いなく失敗します。自分で勉強したことを外国人相手に試したり、分からないことを質問したりする場所として利用します。
リスニング勉強法
発音の変化を最初に学ぶ。「six years」=「シックス・イヤーズ」⇒「シックシャーズ」、「and you」=「アンド・ユー」⇒「アンジュー」のように、状況によって英語の音はさまざまに変化します。音の変化を最初に学んでおくと、後々スムーズにリスニングが上達します。以下のページにおすすめの教材を紹介しています。
⇒ ネイティブに通じる!英語の発音がモリモリ上達するおすすめ教材9選
聞き流し勉強はしない。初心者が英語を聞き流してもリスニングもスピーキングも上達しません。時間の無駄なので止めておきましょう。
精聴と多聴を使い分ける。精聴は、細部まで意識しながら、短めの英文を集中して繰り返し聞くことです。聞き取れないところは英文スクリプトを見て確認します。多聴は、長い英文を途中で止めずに聞くことです。聞き取れないところは文脈から想像します。
ディクテーションをする。精聴のときに、聞いた英語をすべてノートに書き出します。時間がかかるし面倒ですが、細部までしっかりと聞き取る練習ができます。
シャドーイングをする。シャドーイングとは、聞こえてくる英語より少し遅れて、英文を声に出して練習することです。以下のページの「すでに買ってしまった聞き流し教材をどうすればいいの?」で説明しています。
⇒ 英語学習の落とし穴!聞き流しで効果を出す唯一の条件とは?
ライティング上達のコツ
英文日記を書く。その日の出来事、思ったことなどを英語で書きます。頭の中にある英語の知識を取り出す練習をすることが目的なので、文法や表現を間違っていても気にせずに書きます。
オンラインの添削サービスを活用する。自己紹介など、繰り返し使えることを英作文したら、添削サービスで添削してもらいます。修正された英文は覚えてしまいましょう。
お決まりパターンどおりに書く。日本語文は「起承転結」で書くのがルールですが、英文は「結論⇒理由⇒もう一度結論」がルールです。以下に例をあげます。
結論:子供にスマートフォンを持たせるべきではない。以下に理由を述べる。
理由1:有害なサイトを見る可能性がある
理由2:対面でのコミュニケーション能力が育たない
理由3:歩きスマホは危険
結論:以上の理由から、子供にはスマートフォンを持たせるべきではない。
映画・洋楽・アニメは役に立つか?
初心者のときはやらない。少なくとも7割くらいは聞き取れるようになってから挑戦します。
集中して聞く。ボンヤリと聞き流しても効果はないので、集中して聞く必要があります。だから、映画や洋楽だからといって勉強が楽になるわけではありません。
使えそうなフレーズをピックアップして使う。ぜんぶ覚えようとするのではなく、会話のときに使えそうな表現をメモしておいて、単語を入れ替えて使います。
全体的な勉強のコツ
勉強することを家族や同僚に宣言する。「飲みに行かない?」「早く風呂に入ってよ」「お父さん、遊ぼ!」など邪魔されないように、勉強することを宣言しておきます。
同時進行で勉強する。毎日リスニングばかりするというように同じことばかりするのではなく、朝はリスニング、昼はリーディング、夜はスピーキングというように、いろいろな勉強を並行します。
忘れたころに復習する。せっかく勉強しても忘れては無駄になるので、1週間後、2週間後、1か月後のように、繰り返し復習して定着させます。
必ず勉強する時間を確保する。空いた時間に勉強するのではなく、電車の中、風呂の後など、最初に時間を確保してしまいます。
上達した人の英語勉強法まとめ
いかがでしたか?
新しいスキルを身に付けるには、すでにそのスキルを身に付けた人と同じ方法で勉強するのが一番確実です。
ここで紹介した方法とあなたの勉強法を比べてみて、もし今の勉強法と違っていることが見つかったなら、今日から修正してください。
きっと、今までよりずっと英語の上達が加速するはずです。
なお、勉強法を詳しく説明すると長くなりすぎるので、このページでは勉強法について概要をざっと紹介しました。
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正しい勉強法を知っているのと知らないのとでは結果がまったく違ってきますので、効果の出る勉強法を学んでから勉強されることをおすすめします。
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