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貴族のお坊ちゃんだけど、世界平和のために勇者のヒロインを奪います 作者:大沢 雅紀
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婚約者のお迎え

マリアの部屋
「嫌です!シャイロック家などに行きません。私はアベル様という心に決めた人がいます」
テリアは部屋を訪れ、シャイロック家から縁談が来たことを告げると、マリアはかたくなに拒否した。
「マリア、政略結婚は貴族の義務ですよ。貴族家に生まれた以上は……」
「なんと言われようと嫌です!」
マリアはブンブンと首を振っている。さすがのテリアも聞き分けのない妹に手を焼いていた。
「この婚約話を断ると、どうなると思いますか?」
「……」
「西部を支配する大貴族のおぼっちゃんの機嫌を損ねて、難癖をつけられて、シャイロック家の大軍が攻めてくるかもしれません。そうなると、この美しいポムペイの町がどうなるか…」
「えっ?」
いきなり恐ろしいことを言われ、マリアの顔が青ざめる。
「多くの民が命を奪われ、この館も炎に包まれるかもしれません。そして、私たちは奴隷にされ、下賎な兵士たちの慰みものに……」
「ま、まさか。いくらなんでも……国が黙ってはいないはずです!」
「シャイロック家当主、イーグルは王国宰相です。たかがちっぼけな錫爵家がどんな理不尽な目に合わされようと、簡単に揉み潰してしまうでしょう」
それを聞いて、マリアはガタガタと震えだす。もちろんシャイロック家がこんな無法をしたことは過去に一度もないが、アントワネットの件でシャイロック家に憎しみを持っていたマリアは簡単に信じてしまった。
「……お姉さま。私はどうすればよいのでしょう。あんな魔王のような家に目をつけられて……」
テリアにしがみついて泣きじゃくる。
「マリア、私がついていますから安心なさい。一緒にエレメントに行って、向こうからこの婚約を断るように仕向けましょう」
「……はい。お姉さま」
姉妹は抱き合って慰めあうのだった。

数日後
コールレイ錫爵家の館に、シャイロック家からの迎えがくる。
「あんたが最後のヒロイン、マリアかい?これからよろしくな」
見たこともない鉄の車から降りてきたのは、冬なのに薄着をした健康的な美少女だった。
あまりにもフランクな対応だったので、マリアは怯えてテリアの影に隠れる。
「無礼な!使者の分際で!身分をわきまえなさい!」
テリアはマリアに代わって、トーラを叱りつけた。
怒られてトーラはムッとする。
「すまねえな。どうせあたいは大騎士の子で、ガサツで礼儀をわきまえない下賎な女だよ。なんだい。これから同じ婚約者として仲良くしようと思って。わざわざ迎えに来たのに……」
トーラはブツブツと不平をもらす。同じ婚約者と聞いて、テリアとマリアの目が丸くなった。
「えっ?あなたも婚約者?」
「改めて名乗るぜ。あたいはトーラ・アッシリア。アッシリア元大騎士の長女で、リトネの第三夫人になる女さ。さあ、乗った乗った」
トーラは有無を言わさず、車に乗るようにとせかす。
それを聞いてマリアは怯えたが、テリアはチャンスだと思った。
(ちょうどいいわ。私たちと同じ弱小貴族で、勢力拡大のために無理やりシャイロック家に領地を奪われたアッシリア家の姫なら、いろいろな事が聞けるかも)
そう思ったテリアは、トーラに頭を下げる。
「失礼いたしました。私たちの失礼をお詫びしますわ。今後はいろいろとご指導お願いします。ほら、マリア、頭をさげて」
「ご、ごめんなさい」
テリアに言われてマリアも頭を下げる。根が単純なトーラは、謝られて簡単に機嫌を直した。
「はは、いいってことよ。それじゃ行こうぜ」
テリアが助手席に、マリアが後部座席に座ると、トーラは車を発進させた。

「こ。これは!こんなに早く動けるなんて!すごい!」
「怖い!」
テリアは助手席で目を輝かせるが、マリアは頭を抱えて座席に伏せる。
二人の驚いている様子をみて、トーラが自慢し始めた。
「へへへ。すごいだろう。旦那が作った「自動車」っていう新しい移動機械だぜ。もっとも、これを御することができるのは、シャイロック家とアッシリア家の騎士だけだがな」
「えっ?アッシリア家の騎士も、この車の御者が出来るんですの?」
助手席でテリアが聞き返す。隣でトーラの動きを見ているだけで、この車の制御には特殊な訓練が必要だとわかる。通常、こういった特殊技術は家の秘密として隠すものである。
「ああ、当然だぜ。アッシリア家はすでにシャイロック家の寄り子で、いってみれば身内だからな。こういう車も何台も旦那にもらったんだぜ!あいつは太っ腹だからな」
トーラは機嫌よくリトネの気前のよさをほめるのだったが、助手席のテリアはそれを聞いてますます驚いた。
(どういうことなの?リトネ様からタダでこんな高そうな車をもらったって……)
テリアの感覚で言えば、シャイロック家はコールレイ領にとっても魚を高値で購入してくれるありがたい顧客ではあったが、同時に非情な金貸しであり、隙を見せたら領地を奪われれかねない油断のならない相手だった。
現に隣で車を運転しているトーラの実家であるアッシリア領は、最終的にはシャイロック領に編入されてしまったのである。
それにも関わらず何の恨みも抱いていないどころか、心底リトネを尊敬しているような様子のトーラが不気味で仕方がなかった。
「あの……不躾なことをお聞きしますが、アッシリア家の方々は今どうなされているのでしょうか?。その、領地を奪われたと聞きましたが……」
テリアがおそるおそる聞くと、トーラはキョトンとした顔になった。
「領地を奪われた?誰に?」
「その……色々とあって、最終的にはシャイロック家のものになったと聞きましたが……」
テリアが言うと、トーラは頷いた。
「確かに、書類上じゃ一応そうなってはいるよな」
「トーラさまは平気なのですか?大貴族の権力によって、領地を奪われ、無理やり婚約者にされてしまって……」
テリアが思い切って踏み込んだことを聞くと、トーラは渋い顔になった。
「……あんた、嫌なことをいうなぁ」
「失礼な事を聞いて申し訳ありません。しかし、大貴族の横暴に怯える弱小貴族という立場は、我がコールレイ錫爵家も同じ。今回今まで会ったこともないシャイロック家の御曹司に、我が妹マリアを婚約者と望まれたことで、不安でたまらないのです。家のことも、妹のことも」
テリアは痛ましそうに後部座席のマリアを見る、彼女はすっかり怯えてしまい、シートにうつぶせになってブルブルと震えていた。
「……まあ、表面的に見たら、シャイロック家が因縁をつけてアッシリア家を潰し、その領地をのっとって、体裁を整えるためにあたいを第三夫人にしたって見られるよなあ。実際、あたいも最初のころ、シャイロック家を仇だと思っていたし」
「では……」
「だけど、それらは全部誤解なんだ」
トーラはアッシリア家をめぐる騒動について語り始めた。
「まず最初に、アッシリア家が潰されたのは、安易に無責任なやつの甘い言葉に踊らされて、借金を国に押し付けてしまったからなんだ。あたいも後で親父に確認したから、間違いない。イーグル様は宰相としての職権で罰を与えただけであって、因縁をつけたわけじゃなかったのさ」
トーラは今では完全にアッシリア家に下された処分について、当然のことだと納得していた。
「では、なぜアッシリア領はシャイロック家のものになってしまったのでしょうか?」
テリアは納得できないという風に首を振る。
「国が借金を押し付けてきた大騎士の領地を没収したからって、借金が消えるわけじゃねえ。だからその領地を貴族向けに売りに出した。それを買い取ったのがシャイロック家だったということさ」
「うーん。筋は通っているみたいですが、あなたはそれで納得できるのですか?」
マリアは疑問に思う。貴族にとって領地とは寄って立つ根拠そのものであり、命より重いものである。いくら筋は通っていても、感情面では納得できるはずはなかった。たとえ領主が受け入れたとしても、家臣たちが納得しない。
しかし、トーラはニャッと笑ってその疑問に答えた。
「そこからがシャイロック家の器が大きい所さ。砂漠の民をまともに治められることができるのはアッシリア家だけだと知ると、あっさり親父を国から引き抜いて、アッシリア領に返してくれた。家臣たちも丸ごと抱え込んでくれたんだぜ」
「えっ……それじゃ」
「そう。今までどおり、元の鞘に収まったというところさ」
トーラはおかしくてたまらないという風に笑った。
「しかも、あたいと旦那の間に子ができたら、その子に領地を分与してアッシリア家を再興させてくれるという約束だぜ」
「あなたはそれを信じているのですか?」
「おう。と言うより、すでに親父はアッシリア領の領主代行の地位にいるぜ。実質再興しているも同然だ。将来、あたいの子供の代になったら代行の文字が取れるだけだな」
それを聞いて、ますますテリアの頭は混乱する。それではシャイロック家がアッシリア家を潰したどころか、借金を肩代わりしたに等しいからである。
「そんな、おかしいですわ。それじゃ、シャイロック家はなんの利益もないのに、一方的にアッシリア家を援助したも同然。絶対に何かたくらんでいますわ。あなたたちはだまされています」
車の中にテリアの声が響く。マリアは動揺する姉をみて、ますます不安になった。
「お姉さま……」
「安心なさい。あなたは私が命に代えても守ってみせます」
後部座席に手を伸ばして、マリアの頭をよしよしと撫でる。
それを見て、トーラはふくれっ面をした。
「旦那はそんなケツの穴の狭い奴じゃねえさ。おっと、あたいが広げちまったからかな……ブブッ」
自分の言った言葉がツボにはまったのか、思わず噴出してしまう。
「お、お下品ですわ……」
「す、すまねえ。どうも『月光の間』の本を読んでからというもの、そっち方面のことで頭がいっぱいになっちゃって……こほん。種明かしすると、シャイロック家にも充分な利益はあるんだ」
「利益……ですか?」
テリアはますますわからないといった顔になる。
「ああ。シャイロック家はリリパット銅爵家と組んで、いろいろ新しい発明品を開発している。この『自動車』もその一つだ」
「『自動車』ですか……噂には聞いていましたけど、乗るのは初めてですわ」
「それだけじゃなくて、色々な『電化製品』というゴーレムを開発した。それらは魔力で動くんじゃなくて、別な燃料が必要なんだ。それがアッシリア領に大量に眠る『糞水』さ。それをシャイロック家に献上することで、あたいたちは許されたってわけだ」
「『糞水』ですか?あんなただの黒くて臭いだけの水が、燃料に……」
テリアはそれを聞いて一応頷くも、納得しきれない様子である。
「ですが、なぜマリアを婚約者にと?。私たちとつながりを持っても、シャイロック家に利益はないと思うのですが……ポムペイ領の港を欲しているのでなければ、なぜ?」
当然の疑問を抱くテリアに、トーラはいいにくそうな顔をする。
「それは……なんていうか、説明しにくいんだが、あたいと同じ理由だと思うぜ」
「同じ理由?」
「あたいが旦那の婚約者になったのは、その……無理やりというか、成り行きというか、旦那の打算もあるけど……少なくともあたいは婚約者になってよかったと思っている」
トーラは真剣な顔をして言う。
「旦那……リトネ・シャイロックは、女神ベルダンティーに予言された、勇者を滅ぼす勇者なんだ」
「勇者を滅ぼす勇者?意味がわかりませんわ。そんなわけのわからない話……」
理解不能といった顔をするテリアに、トーラはリトネから聞いた破滅的未来を語った。
「そんな……いずれ魔皇帝ダークカイザーが復活して、勇者が六人の少女と協力してそれを打ち倒す。その後王位について、圧政を始めて世界を滅ぼす。そのように勇者をそそのかす悪女の一人が、我が妹マリアであると……」
思わずテリアは振りかえって後部座席を見る。マリアは疲れたのか、いつの間にか寝入っていた。「まさか、そんなことはありえませんわ。マリアは心優しき少女。民を害するなんて……」
「残念だけど、優しさだけでは民は救えないってことみたいだ」
トーラの言葉は限りなく苦かった。
「あたいだって、ただ単に民を救うためなら、何をやってもいいって思っていたさ。困った民を救うために借金して金をばら撒いて、その借金はどうせ国とか金持ちに押し付ければいいって。だけど、押し付けられる方にとってみればたまったもんじゃない。お前は金持ちなんだからって、無償で金を出せって理不尽なことをされたら、後から必ず復讐されるだろ。要は身勝手な正義を振りかざして相手のことを考えてないと、必ずしっぺ返しを食らうってことなんだ」
トーラの言葉には、過ちを経験した者だけが持つ重みがあった。
「あたいも予言された、世界を滅ぼす悪女の一人。だけど、リトネにその運命から救われた」
「……」
「だからあたいたちは、今必死になって働いて金を貯めている。もしアッシリアの民に何かあったら、今度は自力で救えるようにってな」
トーラはにっこりと笑って、自動車のハンドルを叩いた。
「自力で……ですか?」
「おう。民から吸い上げた税だけじゃ、どうしたって足りなくなる時がくる。だから、領主という有利な立場にいる内に、何か事業を始めて金を稼いで力を蓄えておくことが大事だってリトネに教えられた。あたいたちは『運送業』の事業で新たに金を稼いでいるんだぜ。仕事が忙しくて、なかなか実家に帰れないけどな」
トーラは自分たちアッシリア家に任された仕事が気に入っているらしく、誇りを持っているのが見て取れた。
「運送業……ですか?」
「要するに車を使ったキャラバンのことさ。モノを大量に運べる。リトネに言われて、アッシリア家の新しい家業として始めたんだ」
トーラは自慢そうに自分たちの仕事を説明する。北のリリパット領からは産出される鉄鉱石などの鉱石資源を、西のアッシリア領からは石油や宝石を、東のアンデス領からは魔石をトラックで中央のシャイロック領都エレメントに運ぶ。そしてエレメントからは自転車や石油ストーブ、電化ゴーレムなどの新製品やジャガイモや鶏肉などの食料、生蜘蛛糸で作った衣料などを運び、運送料で大儲けしていた。
「儲かって儲かって笑いがとまらねえけど、その金を無駄遣いしちゃなんねえ。アリアに仕送りして、街の復興に役立ててもらっているよ。親父からの手紙じゃ、最近はずいぶん落ち着いてきたみてえだ。民からは感謝されているみたいだぜ」
トーラは照れくさそうに笑った。その話を聞いて、テリアはハッとなる。
「ナディ商会の人が言ってましたけど、わが町に支店を作って魚を大量に買い上げてエレメントに送るというのは、あなた方に運んでもらうつもりですね」
「ああ。ナディの奴もなかなかやり手だからな。アッシリア領を始めとしてあちこちに支店を出して商会を広げているぜ。うちのお得意様だな」
トーラは屈託なく笑う。
「リトネの奴の変な所というか、器が大きい所は、婚約者になった女に何か新しい事業をやらせて経済のことを理解させようとしていることなんだ。あたいやナディだけじゃなくて、リトルレットの姐さんには発明品の製造を、リンのお嬢ちゃんにはニワトリっていう鳥の畜産を任せている。なぜか大当たりして、みんな大金持ちになっちゃうんだよな」
「婚約者たちに事業をやらせて、お金持ちにさせる……?」
テリアはますますリトネという人物のことがわからなくなった。
「もしかして、リトネには次の時代が見えているのかもしれねえな」
トーラがぽつりと漏らす。
「次の時代……ですか?」
「ああ。今の時代、平和が続いたおかげで貴族たちは家の大小に関わらず、民から税を絞り上げて楽に生活することに慣れちまった。その結果、民からそっぽを向かれて、権威が落ちている。だけど、もともとはあたいたち貴族も何か事業をして、汗を流して金を稼いでいたおかげで、その土地の有力者になれたはずなんだ。アッシリア家の先祖は武道家になる前は鍛冶師だったしな」
「確かにそうですわ……」
トーラの言葉に、テリアは頷く。たしかにコールレイ家の先祖も、貴族になる前はポムペイの漁村を取り仕切る網元であった。
「貴族として民の上に立ち、税金で生活できるようになったとき、同時に何か大事な物を失ったのかもしれない。その結果、社会の重要な部分を商人たちに握られて、貴族の力は落ちる一方だ。だけど、もしあたいたちも初心に戻り、税を貪るだけじゃなくて汗を流して金を稼ぐことができたら」
「できたら?」
「貴族というものが必要とされない時代がきても、家としては生き残れるかもしれねえな」
トーラはそういって、遠い目をした。
テリアは見かけはガサツで頭の悪そうな少女が、深い考えを持っていたことに衝撃を受ける。
(これもリトネという御曹司の影響なのかしら……私たちと同じ、いやもっと進んだことを考えている人がいたなんて……)
実はトーラの考えは、密かにテリア、いやコールレイ家が考えていたことと一致していた。コールレイ家はこの時代には珍しく、無借金で健全経営を続けている貴族家である。それというのも税収だけに頼ると領地経営が立ち行かなくなることを早い段階で理解し、領主という立場を生かして魚市場やポムペイの街の不動産市場などを取り仕切って収入を得ていたのである。
そのせいで普通の貴族の何倍も忙しく、それが元で父親のコールレイ錫爵は体を壊して寝込んでしまったのだが、その代行をしているテリアには痛いほど金の大事さがわかっていた。
「……そのリトネというお方、興味深いですね。会ってみたくなりました」
テリアはクスリと笑う。
「おっ。あんたも婚約者になりたいのか?」
「……男性としての魅力はともかく、為政者としては大いに興味があります。もし優秀な人なら、婿としてポムペイ領に招きたいくらいですわ」
テリアがまじめな顔を言うと、トーラはあわてる。
「お、おい。やめてくれよ。旦那がいなくなったら、あたいたちどうすれば……」
トーラのあせった顔を見て、テリアは再びクスリと笑う。
「残念ですわ。もしコールレイ家にも何か恩恵を与えてくださるのなら、私の体でよろしければいくらでもささげますのに」
「あー、そっち方面は意外と堅いみたいだぜ。あたいだけじゃなくて、トーイレットやブルーレットの姐さんたちもいろいろ誘惑しているみたいだが、何だかんだいって逃げられているみたいだ」
トーラは苦笑する。
「そうですか。でも少し安心しましたわ。お話を聞いた限りでは、領土的野心やただの好色でマリアを要求したわけじゃないみたいで」
「ああ。あいつも大変なんだよ。まだガキなのにな」
トーラの顔には、重い宿命を背負っているリトネに対しての同情が浮かんでいた。
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