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出演強要に罰金命令 AV業界は新作激減で“冬の時代”突入へ

「6月は5本入っていた仕事のうち4本が中止になった」と苦笑するのは20代の企画女優だ。

 6月11日、都内のAVプロの社長らが逮捕された。所属女優を無理やりAV出演させて労働者派遣法違反に問われたのだ。7月1日、社長らに罰金100万円などの略式命令が下った。

 事件の余波は大きく、AVメーカーやプロデューサーはこぞって撮影を中止。その結果、女優やスタッフの仕事が激減している。問題はAV界の今後だ。業界関係者が言う。

「いま業界が恐れているのが売春防止法。出演料を払ってセックスさせるのだから警察がこの法律で摘発してきたらプロデューサーらはお縄になりかねない。そもそもAVは本番は禁止で、警察が見て見ぬふりをしてきただけ。だから、どこのメーカーも撮影を中止して様子見しているのです」

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