生活保護を受けたくない!

私にとって、生活保護の受給は大変な屈辱である。正直、死んでも生活保護だけは受けたくないと思っている。だから、親が死んだら、私もそのあとに続く可能性が高い。生活保護を受けたくないという想いは、ある意味、とても危険な想いなのだ。

だが、考えようによっては、こんな想いはプラスの方向に作用するかもしれない。

「生活保護だけは受けたくない」というその「意地」が、もしかしたら就労に結びつくかもしれない。「生活保護だけは受けたくない」という意地は、私にとって、自殺に結びつくかもしれないし、就労に結びつくかもしれない、両極端な可能性を秘めている。

だが、「生活保護だけは受けたくない」という想いは、悪くないと思っている。少なくとも「親が死んだら生活保護を受ければいいや」などと思うよりは、よっぽど前向きで健康的だ。

生活保護に関して、私には危惧していることがある。

お金を遣う際の罪悪感についてである。

私はひきこもっているので、親からの仕送りで暮らしている。だから、お金を遣う際には、いつも父に対しての罪悪感を感じている。チョコレート一枚買うのにも、

(このお金は父さんが汗を流して稼いだお金なんだ)

と、常に罪悪感を感じている。それはとても窮屈だけど、人として持つべき感情だと思う。

だが、生活保護に移行すると、その罪悪感がなくなる可能性が高い。

親が仕送りを持ってきてくれると、

(父さんに悪いな。このお金は大切に遣おう)

と思う。

だが、生活保護によって貰えるお金は、出資者が定かではない。国民全体という曖昧なものが出資者のため、罪悪感もまた曖昧になり、そのお金を遣うのに抵抗を感じなくなる可能性が高い。

それはイヤだ。

ひきこもりである以上、私はお金を与えてくれる者に、常に感謝と罪悪感を持っていたいと思っているし、それが当然のことだと思う。それがなくなったら、人としてかなりまずいことだと思う。

私は生活保護だけは受けたくないと思っている。そして、この想いが、収入を得る可能性に繋がることを信じている。

これからも生活保護に対しては、徹底的に抵抗していくつもりだ。

 

Leave a Reply