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エピローグ 不穏な風
『異世界温泉』が開店して、5日が経った。
昨日の雨の残滓からか、太陽が出そうで出ない。
そんな微妙な曇り空の今日は、日本で言う月曜日にして異世界温泉の定休日。
そして、魔法石の回収日であった。
「流石にちょっとサボりすぎじゃないか、タクマ殿」
「いやあー……ハハハ……」
だって本当に忙しかったんだもん、とすんでのところで言いそうになった。
毎度お馴染み回収係の兵士を前に、俺は頭を掻いて引きつった笑みを浮かべる。
兵士の責めるような視線の理由は、俺が先週採掘した魔法石の量についてだ。
採取自体は、たしかにちょこちょことやっている。
が、その採掘量は大幅に減少。
いつもの5分の1程度になっていた。
もちろん、温泉の運営のほうが忙しくて手が回らなかったからである。
「何か事業を始めたと聞いていたが、ここまで大規模なものとはな……」
「けど、王城には前もって許可はとっていたはずです」
「恐らく、王の耳には届いていなかったな。事務の連中がどうせ大したことないだろうと流し流しで許可したと聞いた」
「んなメチャクチャな」
勝手に召喚して放りだしておいてなにそのずさんな対応。
あの王様のクズ加減が垣間見えるな。
どうせ穴掘りスキルしか持っていない俺のことなんか、ジャガイモくらいにしか思ってないんだろう。
いいんだけどね、事実だし!
「ま、好きにやっていいって言ったのは王自身だしな。王城の連中も、タクマ殿がこんな事業を始めるなど思ってもみなかっただろうし」
その言葉に、俺は先週の事を思い返す。
『異世界温泉』が開店してからの五日間は本当に多忙を極めていた。
サービス券を使って入った客がリピーターになったのはもちろんのこと。
当初の目論見通り、口コミで噂も広がって、休みの土日などはお待ちのお客様が出るほどの繁盛ぶりを見せた。
売り上げも右肩上がりで上昇し、ピークの日には120万エルという売り上げも記録した。
開店してからの利用者数は、延べ1万人を突破した。
流石に12時間5連勤ちょっぴり堪えた。
今日は久々に9時間ほど爆睡したのである。
幸か不幸か、かつてのクラスメイトはまだ訪れていない。
ここまで流行ると来てもおかしくないのだが。
王城にもっといい浴場があるのだろうか。
まあ、今のところその方が都合がいい。
記憶の限りだと、公共施設を我が物顔で荒らして帰るようなドキュンもクラスにいたし、厄介ごとは御免である。
「それで、今後俺はどうしたらいいんですか?」
「ああ、実はその件に関して伝えなければいけないことがある」
「ほう?」
「近々王城から、タクマ殿が開いた店に視察が向かう」
「……マジですか?」
「大マジだ」
「なんで急に?」
「左遷とはいえ、タクマ殿は異世界から召喚された勇者候補の一人だからな。具体的に何をしているのか、把握しておきたいんだろう」
あ、俺が左遷されたってこと明言しちゃったよこの人。
絶対勇者候補(笑)だろ。
まあいいけど。
「なるほど。それで、いつ来るんです?」
「まだ未定だ。相手は王城の人間。一般市民が利用している日はなるべく避けたいところだが」
「あ、じゃあ来週の月曜日とかどうでしょうか?」
「ふむ、来週月曜か。予定が合うかどうか、尋ねてみる」
「ご苦労かけます」
「その時の視察の感触によって、今後の方針をどうするのか指示されるだろう」
「国にとって有益、と判断されたら魔法石の採取を中断してもいいとか?」
「おおいにあり得る」
そうなれば願ったりかなったりだ。
正直、穴掘るよりお湯出してる方がやりがいもあって楽しいし。
逆に、温泉は我が国にとって害悪! と判断されたら営業停止処分とか?
それだけは絶対嫌だ。
なんとしてでも気に入って帰ってもらわねばと思った。
……そういえば、温泉の効能に関してはどうなったんだろう。
以前ティナの身体に起こったようなミラクル治癒力を発揮した、なんて騒ぎは開店してから一度も聞いていない。
せいぜい身体の調子が良くなったとか、仕事のやる気が出てきたとか、それくらいだ。
教会で起こったあの現象は一体なんだったんだろう。
ますますわからなくなった。
後日、自分の身体で検証してみるとしよう。
「話は以上だ」
考えていると、兵士はいつもより少ない報酬を俺に握らせた。
そして、立ち去ろうとする時にふと思い至った。
「あ、待ってください」
「ん? どうした?」
「僕からもある人に、伝言を頼みたいんですが……」
「ある人?」
「はい、七瀬伊織と言う方なんですけど」
「ああ、イオリ殿か」
「知ってるんですか?」
「うむ。スキル強化訓練の私の担当が、そのイオリ殿だよ」
なんという偶然。
しかしその方が都合がいい。
「できれば彼女が一人の時に、こう伝えてください。『水曜日の夜9時によかったら来て』と」
懐から一万エルを取り出して、兵士に手渡す。
「よくわからんが、彼女が一人の時にそのまま伝えればいいのだな?」
「はい。お願いします」
「それはかまわんが」
先ほど受け取った一万エルを、兵士は俺に押し返した。
「子供から賄賂をもらうほど俺も落ちぶれてはいない。金は無駄にするな。大事に使え」
「……すみません」
「謝るな。タクマ殿の境遇だと、金で信用を買いたくもなるだろう」
「なにか、知ってるんですか?」
聞くと、兵士は少し考えて、
「ああ。君が君のコミュニティでどのような扱いを受けているかは、あらかたな」
「七瀬さんから聞いたんですか?」
「お察しの通り」
「……彼女は、なんと?」
恐る恐る聞いてみると、
「心配、していたぞ」
「……え?」
予想外の答えに、俺は思わず呆けてしまった。
「君がここに飛ばされてから、どこか彼女は君の事を気にかけていた。なにかきっかけがあれば行ってあげたいとも言ってたな」
「そんなことを……」
クラスでの七瀬さんからは想像のつかない姿。
もしかしたら彼女は、クラスから爪弾きにされた俺のことをずっと気にかけてくれていたのかもしれない。
それも、この世界に召喚されるずっと前から……。
そんな都合のいい考えが浮かんでしまう。
「ああ、あと一つ言い忘れていたことがあった」
「なんですか?」
「俺は体が丈夫なことだけは取り柄でな。ここ30年、風邪の一つ引いたことない」
「え、それって……」
いつだったか。
七瀬さんが初めて教会を訪れた時、彼女は言った。
──今日は流行病にかかっちゃって出勤できなかったらしいの。代わりに、私が来たってわけ。
「じゃあ、あれは……」
「さて! それじゃあ俺は仕事があるからお暇させてもらう」
今度こそ話は終わりだとばかりに、兵士は背を向ける。
そして最後にこう言った。
「盛大にもてなしてやれ」
「……ありがとうございます」
感謝の言葉しか口にできなかった。
兵士が教会を去った後も、しばらく俺はその場から動けなかった。
ぽかぽかと暖かい光を差す太陽が雲間から顔を覗き、晴れ晴れとした表情の俺を照らす。
七瀬さんが来る日が待ち遠しいと思った。
◇◇◇
「異世界温泉だァ?」
王城。
勇者候補生たちが暮らす寮の交友スペース。
ふたりの生徒が、一枚の紙を凝視していた。
「ああ。今日町中で軽くシメた奴が持っていたんだがよ。なんか面白そうじゃね?」
一人は髪をピアスが覗く耳のあたりまで伸ばした生徒──三宅。
その目元にはクマが深く刻まれていて、見るからに不健康そうだ。
「温泉ねェ? 向こうにいた頃、北高の奴らと揉めた記憶しかねえな」
もう一人は髪を金に染めた、目つきが悪い生徒──坂東。
そのガタイの良さは、これまで積み重ねてきたトラブルによって形成されたものだ。
「出禁食らったヤツだろ? マジでウザかったよなあれ」
「元はといえば俺らのシマにちょっかい出してきたアイツらが悪いのによォ」
ああ忌々しいと、机に行儀悪く片足を載せて坂東は吐き捨てるように言う。
「久々に行ってみねェか、この温泉によォ?」
「アリだな。いい加減、水を熱くしただけのただっぴろい風呂に飽きてきたところだ」
三宅も乗り気のようだ。
「向こうじゃお目にかかれなかったメス共の裸体……ククク、たのしみだぜェ」
「覗く気満々かよおい」
「たりめーだろォ? クラスのシケたメス共じゃ目の肥やしにもなんねェ」
「久々に、ヤっちゃうか?」
三宅がニヤリと笑う。
「随分ご無沙汰だからなァ。自制が利かなかったらヤっちゃうかもなァ?」
「オイオイ、温泉楽しむ気ねえだろお前」
違いねえなァと、坂東は口元を歪ませた。
「でもよ、なるべく厄介事は起こさねえようにしないとな。これでも俺ら一応、『勇者』なんだからよ」
「なァに、問題ねえよ。メンドクせえ奴は……」
ボッと、坂東の掌から火の玉が出現し、
「ちょーいと痛い目にあわせば一発よ」
「それもそうだな」
ゲラゲラと下品に笑う二人。
そんな彼らの手元には、『異世界温泉 サービス券』と書かれたチケットが横たわっていた。
異世界温泉 第一章 『開業篇』 終 第二章へ続く
これにて1章完結です!
ここまでお付き合いしてくださった読者の皆様方、ありがとうございました!
2章からは本格的に温泉の効能・主人公の能力、そして、〇〇風呂の新設など、イベント盛りだくさんでお送りします!(混浴もあるヨ!)
◇◇◇
ブクマ登録や下の評価などよろしくお願いします!
ご意見、感想等もお待ちしております!
◇◇◇
書き溜め生産のため、2.3日時間を置くかもしれませんが、2章からもよろしくお願いします!

+注意+
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