5分で「とと姉ちゃん」 第13週「常子、防空演習にいそしむ」 2016.07.03


昭和19年戦争が激しくなる中甲東出版は細々と営業を続けていました
(常子)戦争をたたえるような雑誌を作る事が私にはどうしても苦しくて…。
(五反田)じゃあ僕がその苦しみから解放して進ぜよう。
えっ?もう雑誌は作らなくていいんだ。
どうしてですか?僕に赤紙が来た。
これを君に。
社判?社長が出征した時預かったんだ。
「五反田にも赤紙が来たらその時は小橋君に渡せ」と言われている。
必ず生きて戻ってくる。
その時は僕たちが心から作りたい雑誌を作ろうじゃないか。
はい。
翌年常子たちは防空演習にいそしんでいました
急げ!貴様何をタラタラと!早く起き上がれ!すみません。
母はこのところ具合がよくなくて。
だから何だ!アメリカの攻撃は待ってくれないんだ。
早く立って演習に参加しろ!ちょっと待って下さい。
何だと?このあと動けなくなって肝心な時に助からなかったら元も子もありません。
防空演習を休むなら非国民と見なしお前らの家の配給を1人分減らす!えっ!いくら何でもそれは…。
貴様も同罪だ!唆した者として配給はなしとする。
それは…それは勘弁して下さい。
(警報)
しかし空襲は日に日に激しさを増し…

(爆撃音)
(美子)ねえ…私たちどうなるの?ねえ!
(鞠子)大きな声出さないで!・
(爆撃音)
常子は焼け出された人々の中に見覚えのある顔を発見します
お竜さん?お竜さん!あ…あの…私です。
昔銀座で。
ああ…マフラーの。
その夜みんなで語り合ったのは…
大きな声では言えないけど戦争が終わったら何をしたいかって話。
(庸蔵)お姉ちゃんは?戦争が終わってくれりゃ十分さ。
とと姉は何?五反田さんと約束したの。
みんなが戻ってきたら好きな雑誌を作ろうって。
翌朝お竜たちは川崎の親類のもとへ向かう事に
そろそろ出ようかと思ったんだけどこいつが目に留まってさ。
「新世界」か。
あのあと考えたんだけどあたいは戦争が終わったらいろんな事を知りたいね。
あんたが羨ましいよ。
あたいが知らない事をたくさん知ってんだから。
私も知らない事がいっぱいあって知りたい事や見たい事がまだまだたくさんあるんです。
そっか。
あんたも一緒か。
はい。
しかし戦況はますます悪化。
避難中の盗難事件も頻繁に起こっていました
しっ!今音しなかった?音って空襲の?違う。
(足音)こっち来る。
叔父さん…。
(鉄郎)おう久しぶり。
そして迎えた8月15日。
常子の中では戦争に負けた悲しみと終わった喜び2つの感情がせめぎ合っていました
よ〜し…できる!
自分たちの作りたい雑誌を作れる喜びが常子の体じゅうを駆け巡ったのです
2016/07/03(日) 05:45〜05:50
NHK総合1・神戸
5分で「とと姉ちゃん」 第13週「常子、防空演習にいそしむ」[字]

五反田(及川光博)の出征後、雑誌は休刊することに。常子(高畑充希)は防空演習にいそしみつつ、家族とともに戦争のつらさをかみしめる。そしてある夜鉄郎(向井理)が…

詳細情報
番組内容
五反田(及川光博)の出征が決まり、雑誌「新世界」は休刊するものの、一人残る常子(高畑充希)は甲東出版を守ることになる。一方で、常子は空襲に備えて防空演習にいそしむが、食糧事情も一層厳しく、戦争のつらさを君子(木村多江)や妹たちとかみしめる。そんな中、不良少女のお竜(志田未来)との再会を果たし、語り合ううちに未来への希望をつなぐ。そしてある夜、防空ごうで身を寄せ合う常子たちに鉄郎(向井理)の足音が…
出演者
【出演】高畑充希,木村多江,相楽樹,杉咲花,向井理,及川光博,志田未来
原作・脚本
【作】西田征史
音楽
【音楽】遠藤浩二

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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