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認知症高齢者虐待 施設処分へ

07月05日 12時48分

認知症高齢者虐待 施設処分へ

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愛知県安城市にある認知症の高齢者のグループホームで、施設の職員2人が入所者の高齢者に暴言をはいたり、たたいたりする虐待があったとして、安城市は介護保険法に基づいて施設の処分を検討しています。
この施設は愛知県安城市二本木新町にある認知症高齢者のグループホーム、「野のユリ」です。
安城市によりますと、ことし4月から5月にかけて、施設長を務める女性の40代の長男と30代の次女の2人が複数の高齢者に対して「死ね」などと暴言をはいたり、身体をたたいたりする虐待を行っていたということです。
施設の関係者から通報を受けて、安城市が調べたところ、施設側も虐待があったことを認めたということです。
このため市は、6月、該当する2人の職員を業務につかせないよう指導した上で、7月中に介護保険法に基づいて施設の処分を検討しています。
このグループホームは、施設長とその家族が運営をしていて、現在18人の認知症の高齢者が入所しています。
グループホーム、「野のユリ」施設長は取材に対して「虐待に気づかなかった。やってはならないことであり、今後は市の指導に従い、再発防止に努めたい」と話しています。

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