2011年01月18日

パキスタンの食事(ナン編)

パキスタン人の主食は小麦である。
少なくともイスラマバードで、外ではほとんどの人が小麦から作ったパンとカレーで食事をしている。

パンの類は総称してロティと呼ばれているようで、近所で見るだけでも5種類以上があり、それを紹介していきたいと思う。

まずはインド・パキスタンのパンの代表(大陸代表と言っていい)、ナンである。

ナンとはなんであるか?(苦笑い)

小麦を発酵させたたねを円筒型の石釜(タンドール)の中で焼いたものがナンである。
日本では、インドのひょうたん型のナンのイメージが強いが、パキスタンは正調で円形である。
P1020410.jpgナンである

他のパンもそうであるが、ナンは焼きたてがなんともうまい
ほかほかのナンを裂くのは、なんともうれしい。反対に冷めたナンはおいしくない。

家に持って帰り、オーブンで温めるとパリパリになり、できたてのふくよかな味、食感が失われる。
やはり外食で食べるのが一番である。
(この間、冷めたナンは少し濡れたタオルで包んで電子レンジでチンすればいい と教えてもらった。)

マーケットで、昼食・夕食用にナンだけ何枚も(10枚入りのビニールで店頭に並んでいる)買って帰るご主人をよく見かける。

小さな食堂では、カレーを売っている店とナンを作っている店が異なることがある。
その場合は、「野菜カレーとナンね!」と頼むと、若い者が小銭を持って、隣のナン屋(?)にナンを買いに行き、編みこんだかごに入れて出してくれる。

彼らはナンを食べるときは、手だけで食べる
P1020377.jpgカレーを食べる人々

外国人が難しいのは、指でうまく、カレーを掬い取ること
カレーが残らないように、ナンの消費とのバランスを考えながら食べなければいけないことだ。

始めの頃は、「う〜ん、このジャガイモ(肉の場合もあり)をどうやって、ナンで掴むのだろう」と食べながらも、悩んでしまう。

「直接、指でジャガ又は肉を掴むのは汚いし、下品だ。」
「彼ら(斜め奥から珍しそうに、こちらを見ているパキスタン人もいる)に、パキスタン慣れしていないのが、わかってしまうし・・」と葛藤が始まる。

また、道具(スプーン、フォーク)を使わずに食べていると、カレーだけが残ってしまうことがある。(ナンが無いと、カレーだけでは食べられない。)

このように、食べ始める前に、カレーとナンのバランスを欠かさないように、何枚ナンを食べようかと、緻密な計画が必要になる。

ナン(他のパンも)は、普通は最初一枚だけサーブされ、残り少なくなってくると、黙って追加を持ってきてくれる。または「もう一枚か」と確認にくる。なので2枚目も温かいものが食べられる。

最初から「ナン2枚」と注文すると、2枚目を食べる頃には、冷めてしまっており、おいしさが30%くらい減る。

このできたてのナンが、日本でも安く食べられる(日本のは高い!)なら、パキスタンカレー好きも増えるのじゃないかな。
posted by コロちゃん at 04:20 | パキスタン料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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