地検で窃盗 元検察事務官、起訴内容認める
横浜地検から証拠品の現金300万円が盗まれた事件で、窃盗の罪に問われている元検察事務官の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めた。
元横浜地検・検察事務官の大村正成被告は、今年2月、横浜地検が庁舎内に証拠品として保管していた現金300万円を盗んだ罪に問われている。大村被告は当時、証拠品を管理する立場にいた。
1日の初公判で大村被告は起訴内容を認め、「ギャンブルで借金がふくらみ、今後の生活に不安を感じていた」「横浜地検には、盗んだ現金を元手にギャンブルをして返済しようと思っていた」などと涙ながらに話した。
検察側は「検察事務官による証拠品の窃取は国民の信頼を裏切るもので到底許されるものではない」として、懲役3年6か月を求刑した。判決は今月14日に言い渡される。
元横浜地検・検察事務官の大村正成被告は、今年2月、横浜地検が庁舎内に証拠品として保管していた現金300万円を盗んだ罪に問われている。大村被告は当時、証拠品を管理する立場にいた。
1日の初公判で大村被告は起訴内容を認め、「ギャンブルで借金がふくらみ、今後の生活に不安を感じていた」「横浜地検には、盗んだ現金を元手にギャンブルをして返済しようと思っていた」などと涙ながらに話した。
検察側は「検察事務官による証拠品の窃取は国民の信頼を裏切るもので到底許されるものではない」として、懲役3年6か月を求刑した。判決は今月14日に言い渡される。