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ここは天国か!? 日比谷ガード下の名店「鮨大前」は酒持ち込み自由で鯖が超旨くて最高すぎる

青魚はその独特の美味しさはもちろんですが、生活習慣病のリスクを減らしたり、美肌効果、さらにはダイエットにも良いと嬉しい要素がいっぱい。今回は有楽町ガード下にある「鮨大前」でその青魚の魅力を堪能してきました。おすすめはにぎりで、鯵・鰯・ゴマサバ・魳(かます)の炙りです。(銀座・有楽町・築地)

ここは天国か!? 日比谷ガード下の名店「鮨大前」は酒持ち込み自由で鯖が超旨くて最高すぎる

グルメレポ 日本酒 ビール 有楽町・日比谷 おすすめ

鮨大前

仕事の8割が食レポのフリーアナウンサーでグルメライターのにへいえりです。

最近鯖などに特化した青魚専門店が続々とオープンするほど、青魚ブームがきています。青魚はその独特の美味しさはもちろんですが、生活習慣病のリスクを減らしたり、美肌効果、さらにはダイエットにも良いと嬉しいことだらけのスーパー食材。

 

今回はそんな専門店の中でも食通がこぞって訪れていると噂の、有楽町ガード下にある「鮨大前」に行ってきました!

そこにはこれまで食べてきた鯖はなんだったの…?というほど、衝撃が走る美味しさ溢れる青魚天国でした…


まさにガード下!有楽町日比谷駅から徒歩3分

鮨大前

日比谷駅からガード下沿いを歩いてすぐ、日比谷シャンテ、TOHOシネマズシャンテの近くです。

鮨大前

暖簾をくぐってお店に入る、というのもお鮨屋さんならではでワクワク。

 

明るく綺麗な店内、気さくな大将と爽やかな若大将

鮨大前

店内はカウンターのみの9席。月曜日にも関わらずの18時前には満席でした。

さすが人気店!

鮨大前

こちらのお店はお酒は基本的にお客さん自身が持ち込むスタイル(持ち込み料は一切かかりません)。
ということで、岡山の「燦然」というすっきり辛口の日本酒を中心に持参。
自分の好みのお酒を探して来て鮨に合わせるとは、なんという大人な楽しみ方なんでしょう。

鮨大前

早速日本酒でかんぱーい!グラスやお酒を冷やすためのクーラーは貸してもらえます。

鮨大前

とても気さくな大将。

「うちはね、昔からのやり方しかできないの。鮨屋は美味しいものを食べて、喋って、気の抜ける場所でなきゃ」

と粋な一言。

 

その日に新鮮なものを、最高に美味しい状態のおまかせコース

注文は基本的にお店おまかせのコースで、通常7~8000円くらいが目安で、あとは当日のお腹の満たされ具合によって品数や金額が上下するとのことです。

鮨大前

1品目 タコの酢の物
梅雨のジメジメ感をも吹き飛ばす、さっぱりした味。合わせた日本酒がタコの旨味を強くしてくれて、一杯目から飲み物を日本酒にして大正解!

鮨大前

2品目、待ってましたの刺身!

今日は鯖2種、マグロやシマアジ、ホタテ、ボタンエビなど青魚を中心にした6種盛り。一切れが大きく分厚い!

鮨大前

光り物の呼び名の通り、美しく光っております…
鯖は常に新鮮なものを2種類以上食べ比べできるようにしているそう。

まずは左から三重県のゴマサバを。

鮨大前

本当に新鮮そのもの!

鯖特有の癖が全く無く、口の中に赤身の力強い旨味と味わいだけが広がります!
大将のおすすめにならって一切れはわさび醤油で、もう一切れはわさび醤油に柚子胡椒を少し足してピリッといただきます。

続いて大分の豊後サバ

鮨大前

まさにトロ鯖!

脂のとろとろの甘さが際立つのなんの!
すすめられたようにガリと一緒にいただくと、ガリのさっぱりさが更に脂の甘みを際立てます。

鯖の品種が違うとこんなにも別物の味わいなの?と衝撃が走りました…

次はまぐろの希少部位の脳天

鮨大前

とろりと口の中であっという間に溶けた…大トロに赤みの旨さを加えたようなバランスのいい美味しさです。

そしてシマアジ

鮨大前

口いっぱいになってしまうほどの大きな一切れ。甘みとコクがたまらない!

 

3品目は福岡の郷土料理「ごまさば」

鮨大前

新鮮な真サバの刺身に特製のタレとすりごまがたっぷり。
以前福岡で食べてその美味しさに驚きましたが、まさかここ東京でも食べられるとは感激!

少し甘めの醤油ダレの漬け鯖にゴマの風味に、ますます日本酒が進んでしまう罪なお味です。

 

4品目は鯖の西京焼き

鮨大前

鯖は焼くと香ばしくジューシーな美味しさに変化しますよね。

鮨大前

ふっくらした身と香ばしい西京みその組み合わせが悶絶級の美味しさです!!
あぁ、鮨屋とわかっていても白いご飯が恋しい…

 

ついに真打!青魚オールスターにぎりの登場

鮨大前

左から、鯵、鰯、ゴマサバ、魳(かます)の炙り

鮨大前

新鮮さは一目瞭然!そしてネタが大きくて厚みがある!

鮨大前

鯖の脂の美味しさとシャリとのコンビネーションに、もうため息しか出ません…

そしてこのお店ならではの「鯖巻」

鮨大前

なんと鯖を巻いてしまっています!
初めていただきましたが、鯖と海苔の風味が合いますね。食べ応えもしっかり。

鮨大前

〆の甘海老の味噌汁でほっと一息。

 

通常のコースだとこれに鰹のお造りや隠れ名物の穴子なども加わるのだとか。次は穴子も必ずいただきたいと思います。

鮨大前

大将と息子さんでもある若大将(噂通り?のイケメン!)

息子さんが忙しいお店を切り盛りしていらっしゃいますが、常に柔らかく細やかな気遣いが光ります。気さくな大将、女生スタッフの方も皆さん明るく優しくて(なんとお客さんも)、本当に居心地の良いお店でした。

 

《予約の取りやすい時間帯とは?》

なんといっても人気店なので、金曜日は2か月先まで予約で一杯だそう。
穴場はやはり平日の18時前に入店するか、もしくは20時過ぎは時間制限もなくゆっくりとできるそうです。
いづれの場合も必ず事前に電話での予約を!


いかがでしたか?

お店の立地場所は賑やかですが、ガード下未体験の女性にもおすすめしますし、実際女性のお客様がとても多いというのも納得です。
美食家たちが唸る、本当に新鮮で美味しい鯖の味をぜひご自身で確かめてみてくださいね。その時はとっておきのお酒を持参して。


紹介したお店

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

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著者・SPECIAL THANKS

フードクリエイティブファクトリー編集部

フードクリエイティブファクトリー編集部

中野区にある企画制作会社。
「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図のもと、様々な企画やレシピ制作の他、執筆、メディア出演、イベント企画、出演にコンサルティング事業など食に関する事業をしています。
http://foodcreativefactory.com/

 

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