Amazon主催のロボットコンテスト「Amazon Picking Challenge」で、オランダにあるデルフト工科大学のチームが、Amazonの倉庫での作業を人間に代わって最もうまく行えるロボットを開発したとして、5万ドルの優勝賞金を獲得した。世界中から集まった他の15のチームを破った同大学のチームは、20個の商品をコンテナから取り出して、荷物を傷つけることなく指定された棚に置く作業や、その逆に棚の商品を取り出す作業を最もすばやく行うことができた。BBCによると、デルフト工科大学は「吸着カップ、『2本指』のグリッパ、それに3D深度センサーカメラ」を組み合わせたロボットで勝利を収めたという。
Amazonは、マシンを使いながら商品の注文受付、保管場所の特定、配送をいかに自動化するかを模索している。そんな同社にとって、こうしたコンテストは大きな意味がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。