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磁気研究所、太陽誘電からスタンパーや品質管理などを引き継いで製造したCD-R/DVD-Rを発売へ 13

ストーリー by hylom
国内生産なのだろうか? 部門より

昨年、CD-RやDVD-R等の光メディア製造メーカー太陽誘電が記録製品事業からの撤退を発表したが(過去記事)、この太陽誘電のスタンパーや材料、製造工程、品質管理などを引き継いで製造された記録メディアを磁気研究所が発売すると発表している(AV Watch)。

容量700MBのCD-R(48倍速対応)と、片面1層/4.7GBのDVD-R(16倍速記録対応)を発売するようだ。

  • 品質面はもちろんだけど、他に太陽誘電のメディアの何が良かったかって、シルバープリンタブルのCD-Rがあったこと。
    あれに印刷すると、ちょっとプレスCD風の、タダモノじゃない感じのレーベルが作れるんだ。

    残るはTDKのみだと思うんだけど、あれはディスクの品質も良くないし、レーベル面が荒いというかザラザラで印刷映えが良くない。困ったもんだ。

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  • by miyuri (33181) on 2016年07月05日 21時47分 (#3042230) 日記

    律儀に誘電製メディアで色々と納品していたところだと、使いたいのかもしらない。

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  • by caret (47533) on 2016年07月05日 19時35分 (#3042161) 日記
    磁気研究所、太陽誘電から製造設備などを引き継いだ高品質 CD-R / DVD-R メディアを発表 | スラド Submission [srad.jp] より

    caret 曰く、

    株式会社磁気研究所は7月4日、太陽誘電からスタンパー、材料、製造工程、品質管理を引き継いで製造された 高品質 CD-R / DVD-R 記録メディア、"TY-MID" をリリースすることを発表した(磁気研究所のニュースリリース [mag-labo.jp]、AV Watch [impress.co.jp]、Phile-web [phileweb.com]、エルミタージュ秋葉原 [gdm.or.jp]、価格.com 新製品ニュース [kakaku.com])。
    国内生産と同等の品質、長期保存にも最適で、従来の機器との互換性も保たれているという。

    CD-R はレーベル面がホワイトプリンタブルの "T-CDR-WPP-SK (CDR80WPP100SK)"(印刷範囲 23 — 118 mm)、"T-CDR-WPY-SK (CDR80WPY100SK)"(印刷範囲 38 — 119 mm)と、レーベル面が鏡面仕様の "T-CDR-ZZ-SK (CDR80ZZSBV300)"(印刷範囲 33 — 118 mm)、レーベル面がホワイトウォーターシールドの"T-CDR-WPP-SB-WS (DVD-R47WPPSB16-WS)"(印刷範囲 23 — 119 mm)の計 4 製品。記録容量は 700 MB で、記録速度は 2 — 48 倍速に対応する。
    DVD-R はレーベル面がホワイトプリンタブルの "T-DMR-WPP-SK16-HC (DVD-R47WPP100SK16T)"(印刷範囲 23 — 118 mm)、"T-DMR-WPY-SK16-HC (DVD-R47WPY100SK16T)"(印刷範囲 38 — 118 mm)、レーベル面が鏡面仕様の "T-DMR-ZZ-SK16 (DVD-R47ZZ100SK16)"(印刷範囲 33 — 118 mm)、レーベル面がホワイトウォーターシールドの "T-DMR-WPP-SB16-HC (DVD-R47WPPSB16T)"(印刷範囲 23 — 119 mm) の計 4 製品。記録容量は片面 1 層 4.7 GB のデータ用。記録速度は 1 — 16 倍速に対応する。
    入数はホワイトウォーターシールド仕様の 2 製品のみ 50 枚で、ほかは 100 枚。ケース仕様もホワイトウォーターシールド仕様の 2 製品のみスピンドルケース、ほかはロールラップ。外箱入数 / カートンは 2 製品のみ 12 パック、ほかは 6 パックで、すべて 600 枚。価格はすべてオープンプライス。

    なお、本製品は台湾の CMCマグネティクス [cmcnet.com.tw](中環股份有限公司)の OEM 製品ではないかと指摘されており、株式会社マイクロボード・テクノロジーが "CMCpro [cmcpro.jp]" ブランドでほぼ同様仕様の製品を2016年4月15日より発売している(マイクロボード・テクノロジーのプレスリリース [prtimes.jp])。
    CMCpro では、DVD-R の製造者認識コード (MID) は太陽誘電製メディアと同じ TYG02 / TYG03 を使用しており、CD-R の リードイン領域の Absolute Time in Pregroove (ATIP) 情報も "Taiyo Yuden Company Ltd." となっているという。色素もスーパーシアニン (CD-R), アゾ (DVD-R) のままで、従来の量産ディスクとは別となる「TY-MIDプロジェクト」により、専用の制作ライン・スタッフによる製造、専属チームによる徹底した管理が行われているとのことだ。パッケージにも "Powered by TY Technology" が謳われている。

    ところで、磁気研究所といえば "MAG-LAB", "HIDISC" ブランドを展開する企業だが、本社は直営店 "MAG-LAB" を兼ねており、秋葉原公園(JR 秋葉原駅 昭和通り口、ヨドバシAkiba のすぐ南にある公園)の西向かいに位置する(じゃんぱら秋葉原4号店の隣)。ご存じのスラド諸氏も多いのではないだろうか。

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    • by Anonymous Coward on 2016年07月05日 20時17分 (#3042187)

      一言でいうと、

                                        太陽誘電の技術は台湾に譲渡されました

      ということでしょうか。
      まあ今更先端技術でもないしどうでもいいんですが。

      • 太陽誘電の光記録ディスクのライセンス取得を発表した CMCマグネティクスのニュース。繁体字中国語 [cmcnet.com.tw]、英語 [cmcnet.com.tw]。
        太陽誘電はプレスリリースを発表しなかった模様。しかしこういうサイトの作りはいけ好かない。

        三菱化学メディアは一部をシンガポール工場 Mitsubishi Chemical Infonics (MCI) [mitsubishi.com] で自社生産しているけど、最近は生産を UAE の Falcon Technologies International (FTI) [falconrak.net] の OEM にシフトさせているようだ。三菱化学メディアと TDK の技術が導入されている [digital-streams.jp]らしい。
        Verbatim ブランドで台湾製なのは、CMCマグネティクスの OEM だったはず。国内自社生産終了後で国産だったのは太陽誘電 OEM だったか。
      • by Anonymous Coward

        > まあ今更先端技術でもないしどうでもいいんですが。

        先端技術だったとしても日本メーカーは製造全撤退なのだから
        技術継承してくれるだけありがたいだろうよ。

      • by Anonymous Coward

        Plextorといい、肝心のブランドを売買するって売る方も買う方もどうかしてる

      • 最先端ではないですが8層書き込みのテストもしているので
        枯れているわけではなさそうです。

        昔(15年前くらい前まで)のメディアとドライブのメーカーは
        律儀に各ドライブが各メディア対応できるように調整してたけど

        今はそんなことしなくなったなぁ(所謂デフォルトで
        メディアが認識しないとかはその調整が甘いからで
        メディア不良っては実はすくない)

        懐かしい。

  • プレスリリース

    国内生産と同等の品質、

    なので海外生産と読めますが。

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  • by Anonymous Coward on 2016年07月05日 22時43分 (#3042267)

    スタンパーは消耗品だけど引き継いだよーって自慢できるようなものなんでしょうか。
    同等品質のスタンパーを製作できる技術なり伝手なりと、
    劣化を待たずにポンポン交換できる踏ん切りの良さが肝要だと思うのですが。
    品質管理にその辺も含んでいるのかな?

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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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