エーフィ - ポケモン育成論ORAS・XY
【補完】HDエーフィ
2016/07/05 20:46:29
HP : 65
攻撃: 65
防御: 60
特攻: 130
特防: 95
素早: 110
閲覧:686登録:0件評価:4.76(9人)
エーフィ 【 ポケモン図鑑 】
- 性格
- ひかえめ(特攻
攻撃
)
- 特性
- マジックミラー
- 努力値配分(努力値とは?)
- HP:196 / 特攻:32 / 特防:228 / 素早:48
実数値:165-63-80-169-144-136 - 覚えさせる技
- サイコショック / めざめるパワー / めいそう / あさのひざし
- 持ち物
- たべのこし
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考察
10回目の投稿です。半熟卵と申します。
近日、とある方が似た配分のエーフィを投稿されてましたが、改めて確認した時にはすでに消えてしまっていたので補完投稿。
評価下げることや荒らししか頭にない方はブラウザバックして、どうぞ。
・非公式の略称や単語を使用します。不明な点がございましたらコメントにて。
・読み飽きを防ぐために冗談を挟んでいます。寛大な心でお許しください。
他にも、スイクン/ナット/ゲンガー/・。。・カバ/クレッフィ/クレセ/サンダー/ジャロ/メガバナ etc... がこれに該当し、ほとんどのptに1.2体はいると言ってもいいほど。
重要なのは、こちらの破壊力や抜き性能が高ければ高いほど、相手の行動を制限できること。つまり、それだけエーフィの後出しの安定に比例します。
これが採用理由となるので、同特性を持つ他のポケモンと比較していきます。
・メガアブソル
変化技一点読みをすればいいとは言え、さすがに耐久なさすぎる。再生技も無し。何より、メガ進化しなければマジミラになれないのに安全にメガできる対面が非常に限られているというのがミスマッチ。本論の採用理由には不適当。
・メガヤミラミ
メガ前の特性:悪戯心による阻害性能とメガ後の高い耐久とマジミラを併せ持つポケモン。非常に嫌らしい。自己再生/イカサマ/鬼火/瞑想/音波技(バクア)/挑発等、様々な技を習得し、阻害ポケモンにも割と広く戦えます。
が、高い破壊力や抜き性能を持つメガ枠を消費してしまう点、スイクンの突破ができない点。この2点が最大の差異。コンセプトから若干外れます。
・ネイティオ
非メガでマジミラを持つ。羽休め/電磁波/追い風/不意打ちといった技の他、願い事というちょっと珍しい技も習得。エーフィと違い飛行タイプも有する為、対カバ性能は若干高い(岩封や氷牙個体は勿論、羽休めによる飛行タイプ消失もあるので若干程度)。
しかし、環境に蔓延していると言ってもいいボルトロスに不利を取ってしまうのが何よりのネック。また、合計種族値も低く、上手く構成を考えなければエーフィの劣化になりがち。
と言うことで、最終的に残ったエーフィで考察を進めていきます。
(i)相手の初手が巧みだった場合はHB配分を切れるのでショック→ショックで落としにかかります。その為の調整。
CS球巧みボルトの場合でも、ショック(C1)+球ダメ×2で最悪でも1-1交換を取れるので問題ありません。こちらのエースを通しにかかれます。
(ii)10万だった場合、瞑想+日差しでCSも完封できるので問題ありません。回復しながらショックを打つことでボルトを処理or後続に負担をかけることが可能です。地味に超技の通りは言うほど悪くない環境。
(iii)交代された場合は火力も悪巧みもないボルトであり、こちらのエースを縛る為のボルトだと判断できるので、こちらもエーフィを大事に扱います。火力のないボルトであれば後出し時に10万を食らっても回復が間に合います。
〔参考ダメ計〕
C146 ボルトロス 10万 → 52~63(31%~38%) 残飯×3込 確4
C158 〃 10万(C2↑+D1↑) → 75~88(45%~53%) 残飯×1込 確3
C177 〃 10万(球+C2↑+D1↑) → 109~129(65%~77%)
H155-B90 ボルトロス ショック(C1↑) → 127~150(82%~97%)
H184-B100 〃 ショック(C1↑) → 115~136(63%~74%) オボン込 確2
オワオワリ。C特化スイクンも問題なし。強いて言えば、凍風で後続補佐をされたり最速ノイクンにPPを枯らされたりする危険がある程度。
〔参考ダメ計〕
C111 スイクン 熱湯 → 36~43(22%~26%)
C156 〃 ドロポン → 67~81(40%~49%)
H207-B183 スイクン ショック(C3↑) → 105~124(51%~60%)
H205-B136 〃 ショック(C2↑) → 112~133(55%~65%)
ちなみに、A63(個体値0~1)の値を崩すとイカサマの被ダメがズレるのでAも理想値推奨です。
〔参考ダメ計〕
不一致イカサマ 56~68(33%~40%)
H161-B110 クレッフィ ショック(C1↑) → 51~61(32%~38%) 確定で身代わり破壊
ちなみに、6積ショックが半分も入りませんが、ガン積みからショック連打で月光のPPを枯らしながら突破が可能です。瞑想ミラーだった場合は種族値の差から負けます。毒々で回答できそうですが、S負けしているので上から身代わり貼られます。毒々がすんなり入るクレセは大体ぴょんぴょんしてきます。と、毒々を採用しても、別段コイツへの回答率は上がりません。強いて言えば、冷ビ連打から凍る確率を能動的に減らせるぐらいです。
〔参考ダメ計〕
H227-B189 クレセリア ショック(C6↑) → 80~95(35%~42%)
こいつをサイクル下で削るための毒々採用は視野ですが、ラス1サンダーは瞑想ショックで躊躇無く詰ませられるので、同時に採用されやすいナット等を崩す手段を採用した方が丸いです。
〔参考ダメ計〕
C146 サンダー ボルチェン → 42~49(25%~29%) 残飯×4込 確5
H191-B150 サンダー ショック(C3↑) → 127~151(66%~79%)
そう思っていた時期が僕にもありました(受け出しから2連急所を喰らった顔
〔参考ダメ計〕
C191 メガフシギバナ ヘド爆 → 67~81(40%~49%)
H187-B192 メガフシギバナ ショック(C1↑) → 120~144(64%~77%)
問題は他の場合。挑発の場合はバシャやゲンガー(メガ)を投げる等がまだ可能ですが、宿り木やラムで麻痺を回復された場合は完全不利択。リフスト→リフスト(C2↑)こそ耐えるものの、こちらのエーフィに有効択が無いため、後続に負荷がかかってしまいます。その為、ここの対策を一任することはせず、ジャロ対策は別途あった方がいいというのが筆者の結論です。
〔参考ダメ計〕
C96 ジャローダ リフスト → 51~60(31%~36%)
C96 〃 リフスト(C2↑) → 99~117(59%~70%)
リフスト +リフスト(C2↑) → 150~177 残飯×1込 高乱耐え(99.6%)
H181-B116 ジャローダ ショック(C1↑) → 99~117(55%~65%)
〔参考ダメ計〕
A114 ナットレイ 叩き → 104~124(62%~74%)
A114 〃 ジャイロ → 118~141(71%~84%)
H181-D128 ナットレイ めざ炎(C1↑) → 180~216(99%~119%) 高乱1(93.7%)
草結び無い読みで居座られるのが不快な際には採用も一考。ナット同様、よほどAに振ってない限り地震+砂では落ちないので、1積みは保証されてます。ただし、HBカバでも積まなければ落ちない、接触技である、範囲の狭さ等から、優先度は低め。
〔参考ダメ計〕
A114 カバルドン 地震 → 93~109(56%~65%)
H215-D92 カバルドン 結び → 166~196(77%~91%)
H215-D136 〃 結び → 112~134(52%~62%)
ただし、これはメガと決め打てた場合の話で、襷ゲンガーには当たり前のようにボコボコにされるので注意。
〔参考ダメ計〕
C222 メガゲンガー シャドボ → 140~168(84%~101%) 低乱1(6.3%)
H167-B101 メガゲンガー → 152~180(91%~108%) 乱1(56.3%) / 鬼火ダメ×1込 確1
他にも、ボルト/スイクン/ナット/クレセ等を相変わらず呼ぶので、それらに後出しからアドを狙える、非選出を抑えられるエーフィが入る。
他にも、メガマンダ/メガバシャ/メガギャラあたりも同じ。ここらへんをボルトやナット等に一任しているptは少なくありません。
初手にメガゲンガーを置きバンギを誘う。バンギを道連れで1-1交換し、エーフィがTODしながら瞑想をガン積みしてEASY WIN。初手で1-1交換したポケモンのHP差が大きいので、相手の後続がラキでない限りはほぼ勝利。ラキまでケアしたい場合は毒々を持つことでヤドによる被TODを防げば終了。純正には果てしなく刺さります。
この並びの何よりもいいところは、環境に対しての汎用性を落とさないまま受けル対策を施せるという点。残飯ドリュのような著しく汎用性を落としたポケモンを採用しなくていいのが本当に何よりも優秀です。
エーフィがSを落とした分、高火力先制技を含ませたいという現れ。上記のような軸から組むと若干重くなりそうなニンフィの抑制の意味も。
上記のアロー同様、エーフィが苦手なガルガブに強く出せるようにゴツメ持ち。エーフィがいるので、スイクンに対して火傷を貰ってしまって種ガンが豊作になるようお祈り、なんて事象は考えなくて済みます。
H157-B127[252-0] ロトム ショック → 60~72(38%~46%)
H331-B62[44-252] ラッキー ショック(C4↑) → 246~189(74%~87%)
H161-D70[172-0] レパルダス めざ炎(C1↑) → 82~97(51%~60%) 残飯×1込 高乱2(89.1%)
A182[252] ガブリアス 地震 → 127~150(76%~90%) 確2
A100[0] エアームド アイヘ → 57~67(34%~40%)
C150[0] ヒードラン マグスト → 58~70(35%~42%) 確3
C157[252] ミトム ドロポン → 67~81(40%~49%) 確3
(普段は月1ペースなのに間に合う訳がない)
某投稿者のお気を害してしまったようなので、不適切な形であることは承知していますが、この場を借りて謝罪の意を表明させていただこうと思います。大変申し訳ございません。(1週間以内で消します)
ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
貴重なお時間を割いていただき恐縮です。
この論がどなたかの参考になれていれば幸いです。
近日、とある方が似た配分のエーフィを投稿されてましたが、改めて確認した時にはすでに消えてしまっていたので補完投稿。
評価下げることや荒らししか頭にない方はブラウザバックして、どうぞ。
前置き
・個体は全て理想個体とします。・非公式の略称や単語を使用します。不明な点がございましたらコメントにて。
・読み飽きを防ぐために冗談を挟んでいます。寛大な心でお許しください。
採用理由
こちらの破壊力やエース性能を阻害してくるポケモン、特にボルトロスに対して展開し、逆に相手を崩しにいきたい。
解説
いつも通り、意味が分かる方は読み飛ばし推奨。- 破壊力や抜き性能
- 阻害してくるポケモン
他にも、スイクン/ナット/ゲンガー/
- 対策指針 / 比較
重要なのは、こちらの破壊力や抜き性能が高ければ高いほど、相手の行動を制限できること。つまり、それだけエーフィの後出しの安定に比例します。
これが採用理由となるので、同特性を持つ他のポケモンと比較していきます。
・メガアブソル
変化技一点読みをすればいいとは言え、さすがに耐久なさすぎる。再生技も無し。何より、メガ進化しなければマジミラになれないのに安全にメガできる対面が非常に限られているというのがミスマッチ。本論の採用理由には不適当。
・メガヤミラミ
メガ前の特性:悪戯心による阻害性能とメガ後の高い耐久とマジミラを併せ持つポケモン。非常に嫌らしい。自己再生/イカサマ/鬼火/瞑想/音波技(バクア)/挑発等、様々な技を習得し、阻害ポケモンにも割と広く戦えます。
が、高い破壊力や抜き性能を持つメガ枠を消費してしまう点、スイクンの突破ができない点。この2点が最大の差異。コンセプトから若干外れます。
・ネイティオ
非メガでマジミラを持つ。羽休め/電磁波/追い風/不意打ちといった技の他、願い事というちょっと珍しい技も習得。エーフィと違い飛行タイプも有する為、対カバ性能は若干高い(岩封や氷牙個体は勿論、羽休めによる飛行タイプ消失もあるので若干程度)。
しかし、環境に蔓延していると言ってもいいボルトロスに不利を取ってしまうのが何よりのネック。また、合計種族値も低く、上手く構成を考えなければエーフィの劣化になりがち。
と言うことで、最終的に残ったエーフィで考察を進めていきます。
対ボルトロス考察
理解は深まりますが、所謂「考察過程」でしかありません。後で結論だけ載せた項がありますので、それだけで十分な方は読み飛ばし推奨。"ボルトロス"
ここが何よりも鬼門。その単体性能も去ることながら、頭を抱えるほどに型や配分が多すぎるので、まずはここに対しての安定行動を模索する必要があります。
威張るを跳ね返せたら爆アドですが、とりあえずそれは考慮しません。前述の通り、電磁波無効で対面を作ることを前提とします。
1. 耐久ボルトが多数とは言え、CSボルトを抜けない事実は変わらないのでC177ボルトの10万を2耐えする必要があります。
ここで注意したいのが"持ち物補正"と"悪巧み"の存在。できればここもケアできる展開が欲しいところ。
↓
2. では、耐久ボルトは大丈夫なのかと言うとそうでもありません。
C182[252]エーフィ キネシス → H184-D132[236-156+]ボルトロス → 70~84(38%~46%) 確3
C182[252]エーフィ キネシス → H184-D101[236-4]ボルトロス → 93~111(51%~60%) 確2 / オボン込 確3
C146[4]ボルトロス 10万 → H135-D116[0-4]エーフィ → 64~76(47%~56%) 高乱2(79.7%)
このように、Cの値を伸ばしても確3に抑えられることがほとんど。対して、返しの10万は高乱2と不利乱数。
更に厄介なことに、この耐久ボルトの中にも巧み持ちが混じっていることがあります。ここも考慮対象です。
↓
3.1と2の考察結果から、数値で押し負けていることが分かります。さすがはおっさん準伝。
この数値の壁を超えない限りは問題が解消されない為、数値を引き上げる為の技"瞑想"の採用に至ります。
↓
4. 瞑想を採用したことで巧みを持たないボルトの2耐えが見えてきます。
C146[4]ボルトロス 10万 → H135-D116[0-4]エーフィ(D1↑) → 43~52(32%~39%) ほぼ確3
また、瞑想で1ターン消費してしまうことを考えると、ボルト対面で行動回数を得る為の回復技"朝の日差し"も確定です。願い事では間に合いません。
↓
5. 瞑想+日差しでC上昇しないボルトへの回答は確立できましたが巧み型の問題が依然として存在。電磁波と巧みを両立している型の大多数はHDオボンとHSオボンなのでここに回答できる値を検証し割り出していきます。CS球は電磁波切りの可能性が高い(エースが阻害されない)ので非考慮。(HSはともかく)HDは配分が多岐に渡る為、様々なブログ等を拝見し、実数値は以下を想定。
HDボルト:H184-xx-B(100+α)-C(145+β)-D132-S(131+γ)
[236-xx-(76+α)-β-156-γ]@オボン (α+β+γ=40)
HSボルト:H172-xx-B92-C158-D100-S179
[140-xx-16-100-0-252]@オボン
↓
6. まずはルートを確立します。こちらのボルトに対する処理ルートは初手瞑想が確定しているのでそこから追います。
基本的には、相手の巧み10万の確数を意識しながら瞑想を積む形になるので、最初にルートを確立するのはS負けしてしまうHSオボンボルト。
ターンが長引けば長引くほど巧みのC上昇に追いつかなくなるので、耐えるべきラインと同時に必要になる火力ラインは以下。
[耐久]C158ボルト 10万(C2↑) +10万(C2↑) / [火力]C1↑ショック オボン込 確2
C1↑ショックでオボン貫通の確2はC150でも問題なし。耐久は性格補正か持ち物のどちらかで補うことで可能となります。
↓
7. 巧みへの処理ルートが瞑想→ショック→ショックと確定したので、これでHDオボンも処理できれば回答は完璧。HDボルトのC実値はHSより低いので、エーフィ側が考慮すべきは火力のみ。ちまちまとダメ計を繰り返した結果、H184-B100ボルトを確2にするにはC169が必要と出る。もうちょっとBに振る個体も存在するため、このCを最低ラインとします。
ここで努力値効率を考えると、Cに補正をかけるのが最適なため、消去法で持ち物は回復アイテムで確定。
瞑想や日差しを採用する為、持ち物はオボンor残飯に限られますが、オボンだと乱数によっては発動しない場合があるため、持ち物は残飯で確定となります。
ここが何よりも鬼門。その単体性能も去ることながら、頭を抱えるほどに型や配分が多すぎるので、まずはここに対しての安定行動を模索する必要があります。
威張るを跳ね返せたら爆アドですが、とりあえずそれは考慮しません。前述の通り、電磁波無効で対面を作ることを前提とします。
1. 耐久ボルトが多数とは言え、CSボルトを抜けない事実は変わらないのでC177ボルトの10万を2耐えする必要があります。
ここで注意したいのが"持ち物補正"と"悪巧み"の存在。できればここもケアできる展開が欲しいところ。
↓
2. では、耐久ボルトは大丈夫なのかと言うとそうでもありません。
C182[252]エーフィ キネシス → H184-D132[236-156+]ボルトロス → 70~84(38%~46%) 確3
C182[252]エーフィ キネシス → H184-D101[236-4]ボルトロス → 93~111(51%~60%) 確2 / オボン込 確3
C146[4]ボルトロス 10万 → H135-D116[0-4]エーフィ → 64~76(47%~56%) 高乱2(79.7%)
このように、Cの値を伸ばしても確3に抑えられることがほとんど。対して、返しの10万は高乱2と不利乱数。
更に厄介なことに、この耐久ボルトの中にも巧み持ちが混じっていることがあります。ここも考慮対象です。
↓
3.1と2の考察結果から、数値で押し負けていることが分かります。さすがは
この数値の壁を超えない限りは問題が解消されない為、数値を引き上げる為の技"瞑想"の採用に至ります。
↓
4. 瞑想を採用したことで巧みを持たないボルトの2耐えが見えてきます。
C146[4]ボルトロス 10万 → H135-D116[0-4]エーフィ(D1↑) → 43~52(32%~39%) ほぼ確3
また、瞑想で1ターン消費してしまうことを考えると、ボルト対面で行動回数を得る為の回復技"朝の日差し"も確定です。願い事では間に合いません。
↓
5. 瞑想+日差しでC上昇しないボルトへの回答は確立できましたが巧み型の問題が依然として存在。電磁波と巧みを両立している型の大多数はHDオボンとHSオボンなのでここに回答できる値を検証し割り出していきます。CS球は電磁波切りの可能性が高い(エースが阻害されない)ので非考慮。(HSはともかく)HDは配分が多岐に渡る為、様々なブログ等を拝見し、実数値は以下を想定。
HDボルト:H184-xx-B(100+α)-C(145+β)-D132-S(131+γ)
[236-xx-(76+α)-β-156-γ]@オボン (α+β+γ=40)
HSボルト:H172-xx-B92-C158-D100-S179
[140-xx-16-100-0-252]@オボン
↓
6. まずはルートを確立します。こちらのボルトに対する処理ルートは初手瞑想が確定しているのでそこから追います。
基本的には、相手の巧み10万の確数を意識しながら瞑想を積む形になるので、最初にルートを確立するのはS負けしてしまうHSオボンボルト。
ターンが長引けば長引くほど巧みのC上昇に追いつかなくなるので、耐えるべきラインと同時に必要になる火力ラインは以下。
[耐久]C158ボルト 10万(C2↑) +10万(C2↑) / [火力]C1↑ショック オボン込 確2
C1↑ショックでオボン貫通の確2はC150でも問題なし。耐久は性格補正か持ち物のどちらかで補うことで可能となります。
↓
7. 巧みへの処理ルートが瞑想→ショック→ショックと確定したので、これでHDオボンも処理できれば回答は完璧。HDボルトのC実値はHSより低いので、エーフィ側が考慮すべきは火力のみ。ちまちまとダメ計を繰り返した結果、H184-B100ボルトを確2にするにはC169が必要と出る。もうちょっとBに振る個体も存在するため、このCを最低ラインとします。
ここで努力値効率を考えると、Cに補正をかけるのが最適なため、消去法で持ち物は回復アイテムで確定。
瞑想や日差しを採用する為、持ち物はオボンor残飯に限られますが、オボンだと乱数によっては発動しない場合があるため、持ち物は残飯で確定となります。
構成
前項までで確定した構成の纏めと確定欄との差異について。実数値 : 167-63-81-169-144-135
努力値 : 212-0-4-28-228-36
個体値 : 31-0-31-31-31-31
性格 : 控えめ
特性 : マジックミラー
持ち物 : 残飯
〔 ショック / 瞑想 / 朝の日差し / -- ]
〔--〕: めざ炎 / 毒々 / 草結び etc...
〈 主な調整先 〉
・C158ボルトロス 10万(C2↑) 残飯×1込 確3
・H184-B100ボルトロス ショック(C1↑) オボン込 確2
・HD巧みボルト意識 / 最速ガッサ+1
確定欄ではめざ炎を採用している(CSの個体値が30になる)ため、上記の配分からどこか妥協が必要になります。CDを削ると瞑想込みの乱数が大きくズレるのでHを2妥協したものが確定欄(165-xx-80-169-144-136)。HDボルト側も努力値はカツカツなので、ガッサ+2がひとつの目安になります。
勿論、5V個体でもHを削る選択肢はありです。と言うより、むしろそっちの方がオススメ。(165-xx-81-169-144-137)
※今後のダメ計は全て 167-xx-81-169-144-135 を前提にしています。(めざ炎個体数 < その他の個体数 になると予測した為。
ラストの技スぺに関しては自由です。自身のptに合わせ、どんな穴を埋めたいかを考慮して決めてください。どの技を採用しても殆どピンポです。
努力値 : 212-0-4-28-228-36
個体値 : 31-0-31-31-31-31
性格 : 控えめ
特性 : マジックミラー
持ち物 : 残飯
〔 ショック / 瞑想 / 朝の日差し / -- ]
〔--〕: めざ炎 / 毒々 / 草結び etc...
〈 主な調整先 〉
・C158ボルトロス 10万(C2↑) 残飯×1込 確3
・H184-B100ボルトロス ショック(C1↑) オボン込 確2
・HD巧みボルト意識 / 最速ガッサ+1
- 簡易説明
確定欄ではめざ炎を採用している(CSの個体値が30になる)ため、上記の配分からどこか妥協が必要になります。CDを削ると瞑想込みの乱数が大きくズレるのでHを2妥協したものが確定欄(165-xx-80-169-144-136)。HDボルト側も努力値はカツカツなので、ガッサ+2がひとつの目安になります。
勿論、5V個体でもHを削る選択肢はありです。と言うより、むしろそっちの方がオススメ。(165-xx-81-169-144-137)
※今後のダメ計は全て 167-xx-81-169-144-135 を前提にしています。(めざ炎個体数 < その他の個体数 になると予測した為。
ラストの技スぺに関しては自由です。自身のptに合わせ、どんな穴を埋めたいかを考慮して決めてください。どの技を採用しても殆どピンポです。
様々な仮想敵とのシミュ
- ボルトロス
(i)相手の初手が巧みだった場合はHB配分を切れるのでショック→ショックで落としにかかります。その為の調整。
CS球巧みボルトの場合でも、ショック(C1)+球ダメ×2で最悪でも1-1交換を取れるので問題ありません。こちらのエースを通しにかかれます。
(ii)10万だった場合、瞑想+日差しでCSも完封できるので問題ありません。回復しながらショックを打つことでボルトを処理or後続に負担をかけることが可能です。地味に超技の通りは言うほど悪くない環境。
(iii)交代された場合は火力も悪巧みもないボルトであり、こちらのエースを縛る為のボルトだと判断できるので、こちらもエーフィを大事に扱います。火力のないボルトであれば後出し時に10万を食らっても回復が間に合います。
〔参考ダメ計〕
C146 ボルトロス 10万 → 52~63(31%~38%) 残飯×3込 確4
C158 〃 10万(C2↑+D1↑) → 75~88(45%~53%) 残飯×1込 確3
C177 〃 10万(球+C2↑+D1↑) → 109~129(65%~77%)
H155-B90 ボルトロス ショック(C1↑) → 127~150(82%~97%)
H184-B100 〃 ショック(C1↑) → 115~136(63%~74%) オボン込 確2
- スイクン
〔参考ダメ計〕
C111 スイクン 熱湯 → 36~43(22%~26%)
C156 〃 ドロポン → 67~81(40%~49%)
H207-B183 スイクン ショック(C3↑) → 105~124(51%~60%)
H205-B136 〃 ショック(C2↑) → 112~133(55%~65%)
- クレッフィ
ちなみに、A63(個体値0~1)の値を崩すとイカサマの被ダメがズレるのでAも理想値推奨です。
〔参考ダメ計〕
不一致イカサマ 56~68(33%~40%)
H161-B110 クレッフィ ショック(C1↑) → 51~61(32%~38%) 確定で身代わり破壊
- クレセリア
ちなみに、6積ショックが半分も入りませんが、ガン積みからショック連打で月光のPPを枯らしながら突破が可能です。瞑想ミラーだった場合は種族値の差から負けます。毒々で回答できそうですが、S負けしているので上から身代わり貼られます。毒々がすんなり入るクレセは大体ぴょんぴょんしてきます。と、毒々を採用しても、別段コイツへの回答率は上がりません。強いて言えば、冷ビ連打から凍る確率を能動的に減らせるぐらいです。
〔参考ダメ計〕
H227-B189 クレセリア ショック(C6↑) → 80~95(35%~42%)
- サンダー
こいつをサイクル下で削るための毒々採用は視野ですが、ラス1サンダーは瞑想ショックで躊躇無く詰ませられるので、同時に採用されやすいナット等を崩す手段を採用した方が丸いです。
〔参考ダメ計〕
C146 サンダー ボルチェン → 42~49(25%~29%) 残飯×4込 確5
H191-B150 サンダー ショック(C3↑) → 127~151(66%~79%)
- (メガ)フシギバナ
〔参考ダメ計〕
C191 メガフシギバナ ヘド爆 → 67~81(40%~49%)
H187-B192 メガフシギバナ ショック(C1↑) → 120~144(64%~77%)
- ジャローダ
問題は他の場合。挑発の場合はバシャやゲンガー(メガ)を投げる等がまだ可能ですが、宿り木やラムで麻痺を回復された場合は完全不利択。リフスト→リフスト(C2↑)こそ耐えるものの、こちらのエーフィに有効択が無いため、後続に負荷がかかってしまいます。その為、ここの対策を一任することはせず、ジャロ対策は別途あった方がいいというのが筆者の結論です。
〔参考ダメ計〕
C96 ジャローダ リフスト → 51~60(31%~36%)
C96 〃 リフスト(C2↑) → 99~117(59%~70%)
リフスト +リフスト(C2↑) → 150~177 残飯×1込 高乱耐え(99.6%)
H181-B116 ジャローダ ショック(C1↑) → 99~117(55%~65%)
- ナットレイ
〔参考ダメ計〕
A114 ナットレイ 叩き → 104~124(62%~74%)
A114 〃 ジャイロ → 118~141(71%~84%)
H181-D128 ナットレイ めざ炎(C1↑) → 180~216(99%~119%) 高乱1(93.7%)
- カバルドン
草結び無い読みで居座られるのが不快な際には採用も一考。ナット同様、よほどAに振ってない限り地震+砂では落ちないので、1積みは保証されてます。ただし、HBカバでも積まなければ落ちない、接触技である、範囲の狭さ等から、優先度は低め。
〔参考ダメ計〕
A114 カバルドン 地震 → 93~109(56%~65%)
H215-D92 カバルドン 結び → 166~196(77%~91%)
H215-D136 〃 結び → 112~134(52%~62%)
- (メガ)ゲンガー
ただし、これはメガと決め打てた場合の話で、襷ゲンガーには当たり前のようにボコボコにされるので注意。
〔参考ダメ計〕
C222 メガゲンガー シャドボ → 140~168(84%~101%) 低乱1(6.3%)
H167-B101 メガゲンガー → 152~180(91%~108%) 乱1(56.3%) / 鬼火ダメ×1込 確1
運用法
とりあえず、前項で参考になりそうなものを挙げたので、ここではざっくばらんに。注意してほしいのは、決して多くの相手に数値受け・耐性受けできるだけの耐久が備わっているわけではないということ。相手の補助展開をこちらのアドに変える中、低火力を詰ませることでショック等で負担をかけてもいけるのがこの型の基本の動きです。
この瞑想+日差しで積んでいくという性質上、被弾数が増えるのもこの型の怖いところ。急所で崩れるなんてことにならない為にも、正確なダメ感覚の元、悠長積みをしないプレイングも意識したいです。
また、一般的にはレパガッサ対策として見れるエーフィですが、確定欄の構成だと単体ではレパルに勝てません。本体が見えている状態のレパルの胞子(猫の手)に繰り出せればやっとです。クレッフィのような不一致イカサマならば後出しからでも問題ありませんが、一致イカサマだとさすがにいいダメージが入るためです。このような思わぬ計算違いを起こさぬよう、繰り出した後の展開まで考慮し、何となくで選出しないことも重要です。
この瞑想+日差しで積んでいくという性質上、被弾数が増えるのもこの型の怖いところ。急所で崩れるなんてことにならない為にも、正確なダメ感覚の元、悠長積みをしないプレイングも意識したいです。
また、一般的にはレパガッサ対策として見れるエーフィですが、確定欄の構成だと単体ではレパルに勝てません。本体が見えている状態のレパルの胞子(猫の手)に繰り出せればやっとです。クレッフィのような不一致イカサマならば後出しからでも問題ありませんが、一致イカサマだとさすがにいいダメージが入るためです。このような思わぬ計算違いを起こさぬよう、繰り出した後の展開まで考慮し、何となくで選出しないことも重要です。
相性のいいポケモン
今更感が強い項目ですが、並びにも言及しつつ。- メガガルーラ枠
他にも、ボルト/スイクン/ナット/クレセ等を相変わらず呼ぶので、それらに後出しからアドを狙える、非選出を抑えられるエーフィが入る。
他にも、メガマンダ/メガバシャ/メガギャラあたりも同じ。ここらへんをボルトやナット等に一任しているptは少なくありません。
- メガゲンガー
初手にメガゲンガーを置きバンギを誘う。バンギを道連れで1-1交換し、エーフィがTODしながら瞑想をガン積みしてEASY WIN。初手で1-1交換したポケモンのHP差が大きいので、相手の後続がラキでない限りはほぼ勝利。ラキまでケアしたい場合は毒々を持つことでヤドによる被TODを防げば終了。純正には果てしなく刺さります。
この並びの何よりもいいところは、環境に対しての汎用性を落とさないまま受けル対策を施せるという点。残飯ドリュのような著しく汎用性を落としたポケモンを採用しなくていいのが本当に何よりも優秀です。
- ファイアロー
エーフィがSを落とした分、高火力先制技を含ませたいという現れ。上記のような軸から組むと若干重くなりそうなニンフィの抑制の意味も。
- ゴツメナット
上記のアロー同様、エーフィが苦手なガルガブに強く出せるようにゴツメ持ち。エーフィがいるので、スイクンに対して火傷を貰ってしまって種ガンが豊作になるようお祈り、なんて事象は考えなくて済みます。
ダメ計
シミュにも詳しいダメ計が載ってるのでそちらも。(むしろ、そっちの方が大事)ご要望があればコメントにどうぞ。- 与ダメ
H157-B127[252-0] ロトム ショック → 60~72(38%~46%)
H331-B62[44-252] ラッキー ショック(C4↑) → 246~189(74%~87%)
H161-D70[172-0] レパルダス めざ炎(C1↑) → 82~97(51%~60%) 残飯×1込 高乱2(89.1%)
- 被ダメ
A182[252] ガブリアス 地震 → 127~150(76%~90%) 確2
A100[0] エアームド アイヘ → 57~67(34%~40%)
C150[0] ヒードラン マグスト → 58~70(35%~42%) 確3
C157[252] ミトム ドロポン → 67~81(40%~49%) 確3
あとがき
フォークとして投稿させていただこうと急いで書き上げましたが遅かったようです某投稿者のお気を害してしまったようなので、不適切な形であることは承知していますが、この場を借りて謝罪の意を表明させていただこうと思います。大変申し訳ございません。(1週間以内で消します)
ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
貴重なお時間を割いていただき恐縮です。
この論がどなたかの参考になれていれば幸いです。
追記履歴
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