テスラの事故状況、自動運転ブームへの警鐘
2016-07-05|雑談
先日アメリカで発生した、
テスラ「モデルS」での
自動運転中の死亡事故。
その事故状況が徐々に
明らかになってきたようだ。
その事故状況から見えてくるのは、
「自動運転」とやらのレベルの低さと、
ドライバーの自動運転への過信、だ。
直進するテスラ「モデルS」。
これに対し、
対向車線を走るトレーラーが左折し、
テスラ「モデルS」の走っている車線を
横切る形で進入してきた。
テスラ「モデルS」は
そのトレーラーを認識できず、
進入してきたトレーラーの下に
潜り込むような形で衝突した。
というのが、
今回の事故の状況だ。
事故現場の状況を示す航空写真と、
それを図にしたものを以下に示す。
(参考)
https://wirelesswire.jp/2016/07/54533/
驚いたことに、
トレーラーに衝突したテスラ「モデルS」は、
トレーラーの荷台部分の車高が高かったため、
車体上部を吹き飛ばされた状態のまま
数百ヤードも先まで走行を続けたという。
2つのフェンスに衝突しても止まらず、
電柱にぶつかってようやく停車したようだ。
この様子だと、
事故を起こした場所によっては
多くの人を巻き込んだ大惨事に
なっていただろうから、
運転者1名の死亡だけで済んだ今回は
不幸中の幸いと言っていいのかもしれない。
この事故が報じられた当初、
なぜトレーラーを認識できずに
ぶつかってしまったのか、
という点について、
「強い日光が当たって、
システムも運転者も
トレーラーを認識できず、
ブレーキをかけた形跡はなかった」
などと説明されていた。
(参考)
http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM01H8T_R00C16A7FF1000/
アホではないだろうか?
もし運転者が、
デカいトレーラーさえも見えないほど
日光が眩しかったのなら、
サンバイザーやサングラスを
利用するなりし、速度を落として
注意しながら運転しただろう。
事故の状況から考えて、
前すら見ていなかった可能性が高い
と考えるのが普通ではないだろうか?
笑っちゃうのが、
システムも強い日光のせいで
トレーラーを認識できなかった、
などと言っているところだ。
カメラだけならまだしも、
レーダーも併用して障害物を
検知しているはずのシステムで、
「強い日光で・・・」などという
言い訳が出てくること自体が
そもそもおかしいだろう。
まったくのド素人が
こういったマヌケな想像を勝手に
語っているなら気にもしないが、
こういった見解がテスラ側から
出てきたことに恐怖すら覚える。
テスラ「モデルS」の自動操縦機能の
開発に関わっているMobileyeは、
今回の事故を受け、
以下のような声明を出している。
「今日の衝突回避技術、
いわゆるAutomatic Emergency Braking(AEB)、
緊急時自動ブレーキは、
後部への追突の回避として定義されており、
具体的にそのために設計されている。」
「この事故には車両の
横方向からの進入が関与しており、
現行世代のAEBシステムは
それに反応できるように設計されていない。」
(参考)
http://jp.techcrunch.com/2016/07/02/20160701mobileye-tesla/
そう。
つまり、
今回のようなシチュエーションには、
そもそも自動運転は対応していなかった。
なので、
ぶつかって当然だった
のだ。(-_-)
「自動運転」と銘打って
積極的な販売アピールを
展開してきたテスラだが、
今回の死亡事故の状況はまさに、
現状の「自動運転」のレベルが
一般の公道を走るにはまだまだ
低レベルであることを
再認識させるに充分な事象だろう。
なんせ、
左折進入してくる車両を
認識できないのだから、
公道では全く使えないレベルだ。
今回の事故では
テスラ「モデルS」の運転者は
気の毒な結末となったわけだが、
テスラ車オーナー全体への
良い警鐘になった事故だと思う。
というのも、
テスラ車オーナーが、
自動運転させた状態でハンドルから
手を放したり居眠りをする動画などが
ネット上に多数投稿されており、
自動運転システムへの過剰な信頼が
見受けられる現状があるからだ。
テスラはそういった行為に対し
たびたび警告を発しているが、
自動運転を自慢する動画投稿が
後を絶たないのが現状だ。
「もっと視聴者を驚かせてやろう!」
などと、より危険な状況での
自動運転の無謀使用が広がる前に、
今回のような死亡事故が起きたことは、
より多くの悲惨な事故を
未然に防ぐために必要な
「見せしめ」
だったのかもしれない。
「人柱」になった運転者には
気の毒な話ではあるのだが・・・。(-_-)
テスラの自動運転モードは、
あくまでも高速道路上での単純な走行を
想定したものであり、一般の公道における
さまざまなシチュエーションに
対応したものではない。
しかし、
「自動」という言葉を聞いたとき、
それがどこまでの自動を意味するのか、
その解釈は人によって様々だろう。
俺様としては、
まだ今のレベルの段階では、
「自動運転」という呼称をつけるのは
時期尚早だと思う。
絶対に誤解してシステムを
過信する奴が出てくるからだ。
今回の死亡事故では、
事故の目撃者が、
「事故直後のモデルSの車内で、
『ハリー・ポッター』
が流れていた。」
と証言している。
もし運転を「自動運転」に任せて、
前も見ずにハリーポッターを
鑑賞していたのだとしたら、
自動運転システムへの過信があった
と言わざるを得ないだろう。
オーナーの方々には、
今の自動運転は本当の意味での
「自動」と呼ぶにはほど遠い、
まだまだ開発途上のシステム
であることを再度認識して頂き、
適切な使用をお願いしたい。
自分の危険はもちろんのこと、
周りを危険に巻き込むことに
なりかねないのだから。
★庶民の方々へ忠告!
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★目次リンク
→ 試乗記の目次
テスラ「モデルS」での
自動運転中の死亡事故。
その事故状況が徐々に
明らかになってきたようだ。
その事故状況から見えてくるのは、
「自動運転」とやらのレベルの低さと、
ドライバーの自動運転への過信、だ。
衝突後も走り続けたテスラ「モデルS」
直進するテスラ「モデルS」。
これに対し、
対向車線を走るトレーラーが左折し、
テスラ「モデルS」の走っている車線を
横切る形で進入してきた。
テスラ「モデルS」は
そのトレーラーを認識できず、
進入してきたトレーラーの下に
潜り込むような形で衝突した。
というのが、
今回の事故の状況だ。
事故現場の状況を示す航空写真と、
それを図にしたものを以下に示す。
(参考)
https://wirelesswire.jp/2016/07/54533/
驚いたことに、
トレーラーに衝突したテスラ「モデルS」は、
トレーラーの荷台部分の車高が高かったため、
車体上部を吹き飛ばされた状態のまま
数百ヤードも先まで走行を続けたという。
2つのフェンスに衝突しても止まらず、
電柱にぶつかってようやく停車したようだ。
この様子だと、
事故を起こした場所によっては
多くの人を巻き込んだ大惨事に
なっていただろうから、
運転者1名の死亡だけで済んだ今回は
不幸中の幸いと言っていいのかもしれない。
笑わせる、「強い日光で認識できず」
この事故が報じられた当初、
なぜトレーラーを認識できずに
ぶつかってしまったのか、
という点について、
「強い日光が当たって、
システムも運転者も
トレーラーを認識できず、
ブレーキをかけた形跡はなかった」
などと説明されていた。
(参考)
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もし運転者が、
デカいトレーラーさえも見えないほど
日光が眩しかったのなら、
サンバイザーやサングラスを
利用するなりし、速度を落として
注意しながら運転しただろう。
事故の状況から考えて、
前すら見ていなかった可能性が高い
と考えるのが普通ではないだろうか?
笑っちゃうのが、
システムも強い日光のせいで
トレーラーを認識できなかった、
などと言っているところだ。
カメラだけならまだしも、
レーダーも併用して障害物を
検知しているはずのシステムで、
「強い日光で・・・」などという
言い訳が出てくること自体が
そもそもおかしいだろう。
まったくのド素人が
こういったマヌケな想像を勝手に
語っているなら気にもしないが、
こういった見解がテスラ側から
出てきたことに恐怖すら覚える。
実は「非対応」の事象だった!
テスラ「モデルS」の自動操縦機能の
開発に関わっているMobileyeは、
今回の事故を受け、
以下のような声明を出している。
「今日の衝突回避技術、
いわゆるAutomatic Emergency Braking(AEB)、
緊急時自動ブレーキは、
後部への追突の回避として定義されており、
具体的にそのために設計されている。」
「この事故には車両の
横方向からの進入が関与しており、
現行世代のAEBシステムは
それに反応できるように設計されていない。」
(参考)
http://jp.techcrunch.com/2016/07/02/20160701mobileye-tesla/
そう。
つまり、
今回のようなシチュエーションには、
そもそも自動運転は対応していなかった。
なので、
ぶつかって当然だった
のだ。(-_-)
テスラ車オーナーへの警鐘
「自動運転」と銘打って
積極的な販売アピールを
展開してきたテスラだが、
今回の死亡事故の状況はまさに、
現状の「自動運転」のレベルが
一般の公道を走るにはまだまだ
低レベルであることを
再認識させるに充分な事象だろう。
なんせ、
左折進入してくる車両を
認識できないのだから、
公道では全く使えないレベルだ。
今回の事故では
テスラ「モデルS」の運転者は
気の毒な結末となったわけだが、
テスラ車オーナー全体への
良い警鐘になった事故だと思う。
というのも、
テスラ車オーナーが、
自動運転させた状態でハンドルから
手を放したり居眠りをする動画などが
ネット上に多数投稿されており、
自動運転システムへの過剰な信頼が
見受けられる現状があるからだ。
テスラはそういった行為に対し
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などと、より危険な状況での
自動運転の無謀使用が広がる前に、
今回のような死亡事故が起きたことは、
より多くの悲惨な事故を
未然に防ぐために必要な
「見せしめ」
だったのかもしれない。
「人柱」になった運転者には
気の毒な話ではあるのだが・・・。(-_-)
言葉が一人歩きする恐さ
テスラの自動運転モードは、
あくまでも高速道路上での単純な走行を
想定したものであり、一般の公道における
さまざまなシチュエーションに
対応したものではない。
しかし、
「自動」という言葉を聞いたとき、
それがどこまでの自動を意味するのか、
その解釈は人によって様々だろう。
俺様としては、
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今回の死亡事故では、
事故の目撃者が、
「事故直後のモデルSの車内で、
『ハリー・ポッター』
が流れていた。」
と証言している。
もし運転を「自動運転」に任せて、
前も見ずにハリーポッターを
鑑賞していたのだとしたら、
自動運転システムへの過信があった
と言わざるを得ないだろう。
オーナーの方々には、
今の自動運転は本当の意味での
「自動」と呼ぶにはほど遠い、
まだまだ開発途上のシステム
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周りを危険に巻き込むことに
なりかねないのだから。
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