ロッテ創業者長女の逮捕状請求=ソウル中央地検

ロッテ創業者長女の逮捕状請求=ソウル中央地検

 ロッテグループの汚職事件を捜査しているソウル中央地検は4日、ロッテ免税店、ロッテ百貨店への出店の見返りとして、現金35億ウォン(約3億1200万円)を受け取ったほか、長男が所有するブランド流通業者の会社資金約40億ウォンを横領した疑いで、ロッテ奨学財団理事長、辛英子(シン・ヨンジャ)容疑者(74)=写真=の逮捕状を請求した。辛英子容疑者が逮捕されるかどうかは、6日に裁判所で開かれる令状審査で決まる。辛英子容疑者は創業者の辛格浩(シンギョクホ)=日本名・重光武雄=氏の長女。 

 検察によると、辛英子容疑者が2012年から最近まで化粧品ブランド元ネイチャー・リパブリック代表、チョン・ウンホ容疑者(51)=逮捕済み=から15億ウォン、T社など別の化粧品会社3社、外食業者G社から20億ウォンの計35億ウォンを受け取っていた。検察は辛英子容疑者が受け取った資金がいずれもロッテ免税店への出店、売り場の位置などで便宜を図った見返りとみている。

 辛英子容疑者はまた、息子のチャン・ジェヨン氏が全株式を保有するBNF通商で勤務歴がない娘3人を会社役員に据え、給与の名目で約40億ウォンを受け取らせていた。辛英子容疑者は同社の株式を保有していないにもかかわらず、事実上同社を経営し、娘に会社資金が流れるように仕向けたというのが検察の見立てだ。辛英子容疑者は検察の事情聴取に対し、「自分とは関係がない」と容疑を否認しているという。

 一方、検察はロッテケミカルの海外での秘密資金づくりに関連し、法務部(省に相当)に韓日による刑事司法協力を求めた。日本のロッテ物産はロッテケミカルの原料輸入を仲介し、200億ウォンを超える手数料を受け取った。検察は手数料が秘密資金を確保する目的で支払われた可能性が高いとみて、日本のロッテ物産に資料提出を求めたが、「株主の一部が反対している」として拒否された。

パク・サンギ記者
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