バングラデシュ事件 亡くなった7人 羽田空港到着
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バングラデシュで起きた人質事件で、死亡した日本人7人の遺体とその遺族を乗せた政府専用機が、午前5時50分前、羽田空港に着陸しました。
バングラデシュの首都ダッカで、武装グループが飲食店を襲撃し、日本人7人を含む22人が死亡した事件を受けて、政府は、3日、政府専用機を現地に派遣しました。そして、死亡した日本人7人の遺体とその遺族を乗せて、政府専用機は、日本時間の4日午後11時50分ごろ、首都ダッカの空港を出発しました。政府専用機には、現地で対応にあたった木原外務副大臣や、死亡した日本人が所属する企業の関係者らも同乗していて、5日午前5時50分前、羽田空港に着陸しました。
また、今回の事件でけがをして現場から救出された渡邊玉興さんを乗せた小型ジェット機が、午前3時47分ごろ、羽田空港に着陸しました。空港には、政府を代表して、岸田外務大臣と萩生田官房副長官が出迎えに訪れ、犠牲者に献花を行い、黙とうをささげました。
このあと、政府は、木原副大臣から現地の状況について報告を受けるため、総理大臣官邸で、関係閣僚による対策会議を開くことにしています。政府は、事件に巻き込まれた日本人やその家族に対し、きめ細かい支援を続けるとともに、海外で日本人がテロ事件に巻き込まれないよう、世界各地の日本大使館や総領事館が中心となって、安全確保に万全を期すとしています。
また、今回の事件でけがをして現場から救出された渡邊玉興さんを乗せた小型ジェット機が、午前3時47分ごろ、羽田空港に着陸しました。空港には、政府を代表して、岸田外務大臣と萩生田官房副長官が出迎えに訪れ、犠牲者に献花を行い、黙とうをささげました。
このあと、政府は、木原副大臣から現地の状況について報告を受けるため、総理大臣官邸で、関係閣僚による対策会議を開くことにしています。政府は、事件に巻き込まれた日本人やその家族に対し、きめ細かい支援を続けるとともに、海外で日本人がテロ事件に巻き込まれないよう、世界各地の日本大使館や総領事館が中心となって、安全確保に万全を期すとしています。
岸田外相「改めて深い悲しみ」
岸田外務大臣は午前7時半ごろ、外務省で記者団に対し、「さきほど、羽田空港で犠牲になられた7人の方々に、哀悼の意を込めて献花をした。国際協力の最前線で尽力してきた方々が、残虐非道なテロによって、尊い命を奪われたことは、痛恨の極みで、改めて、深い悲しみと強い憤りを感じた。罪のない人々の命を奪うテロは、いかなる理由があっても、許されない。日本としては、このような悲劇が繰り返されることのないよう、国際社会としっかりと連携しながら、日本人の安全確保に万全を期したい」と述べました。