2016年7月5日03時00分
「ドカーン! 空襲だー! どこさでも逃げれー!」。秋田市出身の女優浅利香津代さん(71)が同市内の小学校を訪れ、児童と平和や命の大切さを考える「平和の朗読会」が始まった。7年目の今年は11月まで過去最多の20校で開かれる。
今年の1回目は6月30日に、市立高清水、秋田大学付属の両小学校で開かれた。秋大付属小は浅利さんの母校で、初めての開催だった。浅利さんは「平和って何だろう」「命って何?」と6年生約90人に問いかけ、「人が生きる時間が命。他人の時間を奪っちゃだめだし、戦争も人の命を奪うからだめ」と話した。
この後、秋田市の歴史をたどり土崎空襲までを描いた絵本「はまなすはみた」を臨場感たっぷりに朗読すると、児童たちは真剣な表情で聴き入った。
児童たちは「いつもの生活がど…
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