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 愛知県の人口が750万人を超えた。大村秀章知事が4日の記者会見で発表した。1999年に700万人を突破、17年間で50万人増えた。県は好調な自動車産業が雇用を支え、若者を呼び込んでいると分析している。

 県によると、6月1日現在で750万1909人。香港やブルガリア(いずれも2014年、約724万人)を超える規模だ。都道府県別では東京、神奈川、大阪に次いで4番目。10代後半~20代の若者を中心に就職などによる転入が増え、出生数が死者数を上回る自然増も続いている。

 地域別では、5月に人口230万人を超えた名古屋市や、豊田市などの西三河で増える一方、設楽町や東栄町など東三河では減っている。