夏の朝シャンが決しておススメできない理由

髪にストレスが大きい梅雨をどう乗り切るか

秋に大きな差が出てきます(写真:Ushico / PIXTA)

1年でもっとも、髪にストレスを感じるのが今のような梅雨の時期ではないでしょうか。梅雨どきは髪が広がりやすく、うねるしクセも出やすくなる。巻いてもすぐにとれてしまう……。この時期はいつもひっつめまとめ髪という人もいるかもしれません。けれども、あきらめるのは早計です。

拙著『女の運命は髪で変わる』でも触れていますが、この梅雨時期をストレスなく乗り切る方法があります。ほんの少しだけ、いつもとスタイリング方法を変えるのです。

これを知っているかどうかで、毎日のストレスがずいぶん違います。

髪に「油」で蓋をすると、うねらない

髪には、濡れると水素の結合が切れ、乾くとまた結合するという性質があります。髪を濡らすとクセがとれるのは結合が切れるからですし、乾かして水分を蒸発させると髪はそれ以上形を変えません。

ですから乾燥している日は朝ブローした髪がほとんどくずれません。でも、湿度が高い梅雨時期は、髪に水分が出たり入ったりします。結合が切れたりまた結合したりをくり返すから、髪がいつも以上にうねったり、巻き髪がとれたりするのです。

それを防ぐためには、水分の出入りをブロックするしかありません。具体的には、髪を「油脂でコーティング」します。髪に油で蓋をして、水が入らないようにするとイメージしてください。油脂とは、オイル、ミルク、ヘアクリーム、シャンプー後のインバストリートメント、洗い流さないアウトバストリートメント、ワックスなどのことです。

次ページ真夏のヘアケアで秋に差が
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • Facebook-

『週刊東洋経済』月額プラン新登場。今なら、1カ月無料。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
EU離脱 英国発世界不安

6月24日は世界中が驚愕した日だった。英国のEU離脱をめぐる国民投票の結果は、事前予想を覆す「離脱」。株・為替・金の市場は大いに荒れた。混迷する欧州と世界の行方を占う。

  • 新刊
  • ランキング