都知事選 自民党内に“分裂選挙避けられず”
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東京都知事選挙を巡って、自民党東京都連が擁立を目指す増田寛也・元総務大臣は4日、立候補を検討する考えを示しました。一方、自民党に推薦願を出している小池百合子・元防衛大臣は5日、都連会長を務める石原経済再生担当大臣と会談することにしていますが、党内では小池氏の意思は固いとして、「分裂選挙」は避けられないという見方が強まっています。
今月14日に告示される東京都知事選挙を巡って、自民党東京都連が擁立を目指している増田寛也・元総務大臣は4日、都内23区の区長の有志から、立候補の要請を受け、「私の実務能力が都政に役立つか、慎重に考えないといけない。熟慮の上で決めたい」と述べ、立候補を検討する考えを示しました。
一方、立候補を表明し、東京都連に推薦願を出している小池百合子・元防衛大臣は4日、記者団に対し、「都連としての考えを伺って、その上で、判断させていただく」と述べ、6日までに都連としての方針を明確にするよう求める考えを重ねて示しました。
小池氏は5日、都連会長を務める石原経済再生担当大臣と会談することにしていますが、自民党から推薦が得られなくても立候補する考えを示しており、党内では小池氏の意思は固いとして、「分裂選挙」は避けられないという見方が強まっています。
これに対して、民進党の東京都連は都議会議員から立候補の要請を受けた長島昭久・元防衛副大臣や、増田氏らを軸に候補者の選定を進める方針で、5日も会合を開いて、自民党の状況も踏まえて対応を協議することにしています。
一方、立候補を表明し、東京都連に推薦願を出している小池百合子・元防衛大臣は4日、記者団に対し、「都連としての考えを伺って、その上で、判断させていただく」と述べ、6日までに都連としての方針を明確にするよう求める考えを重ねて示しました。
小池氏は5日、都連会長を務める石原経済再生担当大臣と会談することにしていますが、自民党から推薦が得られなくても立候補する考えを示しており、党内では小池氏の意思は固いとして、「分裂選挙」は避けられないという見方が強まっています。
これに対して、民進党の東京都連は都議会議員から立候補の要請を受けた長島昭久・元防衛副大臣や、増田氏らを軸に候補者の選定を進める方針で、5日も会合を開いて、自民党の状況も踏まえて対応を協議することにしています。