バングラデシュ人質事件 遺族に見舞金など支給で調整
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政府はバングラデシュで起きた人質事件で死亡した日本人7人の遺族に対し、見舞金などを支給する方向で調整に入りました。海外での事件の遺族に弔慰金200万円を支給する法律が、まだ施行されていないことから、別の形で支給することを検討しています。
バングラデシュの首都ダッカで起きた人質事件では、武装グループが襲撃した飲食店にいた日本人7人が、死亡しました。
犯罪被害者や遺族への支援を巡っては、国が給付金を支給する「犯罪被害給付制度」がありますが、海外での事件は、対象になっていなかったため、先の国会で、海外でテロなどの犯罪に巻き込まれた遺族に弔慰金を支給する、新しい法律が成立しました。
ただ、この法律は、まだ施行されていないことから、政府は法律の趣旨を踏まえて今回のバングラデシュでの事件に対応する必要があるとして、7人の遺族に対し、見舞金などを支給する方向で調整に入りました。
法律では、遺族に弔慰金として200万円を支給することになっていますが、政府はこれを見舞金など別の形で支給することを検討しています。
犯罪被害者や遺族への支援を巡っては、国が給付金を支給する「犯罪被害給付制度」がありますが、海外での事件は、対象になっていなかったため、先の国会で、海外でテロなどの犯罪に巻き込まれた遺族に弔慰金を支給する、新しい法律が成立しました。
ただ、この法律は、まだ施行されていないことから、政府は法律の趣旨を踏まえて今回のバングラデシュでの事件に対応する必要があるとして、7人の遺族に対し、見舞金などを支給する方向で調整に入りました。
法律では、遺族に弔慰金として200万円を支給することになっていますが、政府はこれを見舞金など別の形で支給することを検討しています。