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 中国国防省によると、中国空軍の申進科報道官は28日までに、「H6K」爆撃機など複数の空軍機が沖縄本島と宮古島の間の海域上空を抜け西太平洋に入る遠洋訓練を行い、東シナ海上空に中国が設定した防空識別圏(ADIZ)をパトロールした、と発表した。

 申報道官によると、西太平洋に入る遠洋飛行訓練は今年4回目で、訓練とパトロールは27日に行ったという。中国が2013年11月に尖閣諸島を含む東シナ海上空に一方的に設定した防空識別圏について「設定以来の2年間、パトロールを常態化させており、外国機の進入には識別と監視、必要な措置をとり、国の防空安全に努めている」とした。(北京)

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