「職人魂を持つ人材を採用」 日本に行ったLG化学

「職人魂を持つ人材を採用」 日本に行ったLG化学

2016年07月04日08時05分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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パク・ジンスLG化学副会長(真ん中)が日本での人材採用行事で学生と歓談している。(写真=LG化学)
  「職人魂を持つ人材をスカウトする」。「人材経営」を強調する朴鎮洙(パク・ジンス)LG化学副会長(64)が優秀人材を見つけるために訪問した日本で述べた言葉だ。朴副会長は2、3日、ユ・ジンニョン技術研究院長(社長)、キム・ミンファン最高人事責任者(CHO、専務)などとともに東京のホテルニューオータニでLG化学採用行事を主管した。

  この日のLG化学採用行事には、東京大・京都大など現地大学の学・修・博士級研究員40人が参加した。朴副会長は自らLG化学について知らせ、ビジョンを共有した。パク・ジンスLG化学副会長は「日本はものづくりで有名だ。経営環境が急変し、企業の寿命も短くなっているが、日本に特に創業200年を超える老舗が多いのはものづくりの影響が大きい。職人魂を持って目の前の利益に執着せず、徹底的に原則と基本を守ったからだ」と分析した。朴副会長が日本を訪問したのも職人魂を持つ人材を確保すれば、世界最高の素材を作ることができると判断したからだ。人材を確保すればLG化学を100年以上永続する企業にできると考えた。このため朴副会長は優秀人材担当組織の人材確保チームを2014年に設置した。世界各地で優秀人材採用行事「ビジネスアンドキャンパス(BC)ツアー」を毎年主管したりもする。

  また研究員が管理部署に行かなくても役員級の待遇を受けて研究ができる制度も運営中だ。朴副会長は「LG化学が成長の歴史を継続できたのは、『顧客のための価値創造』という固有の精神を創業初期から守ってきたため」と強調し、この日参加した学生にLG化学の強みを紹介した。
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