2016-07-04

幹線道路歩道餃子屋のご隠居と話しているとむこうのほうから自転車が猛スピードで迫ってきた。

近所の中学校女の子で、時間がおしているらしくすごいいきおいだった。

風をうけたスカートは完全にめくれあがり、きれいな太もももパンティーも無料開放状態だった。

呆然としながらも危険回避するご隠居と私にむかって、女の子

「いやあああああああああ すけべーーーーーーーー」

とさけびながら接近し、そして去っていった。

突風というか青方偏移赤方偏移というか、すべては一瞬のうちに終わったのだが、ふと思った。

あのときわれわれはいったいどうすればよかったのだろう。

パンティーの色さえおぼえていないというのに。

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