中国のファーウェイ 日本でパソコン事業に参入
スマートフォンで世界第3位の中国の「ファーウェイ」は、日本でパソコン事業に参入することを発表しました。
中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイは、4日東京都内で会見を開き、日本で新たにパソコン事業に参入することを発表しました。「2in1」と呼ばれるタブレット端末としても使えるノートパソコンを今月から販売します。この製品は、主にビジネスで使うことを想定し、指紋認証の機能を付けるなどセキュリティ対策を強化したのが特徴だということです。
この会社はことし2月、パソコン事業に参入していて、販売を始めるのはアメリカ、中国に続いて日本が3か国目となります。
調査会社のIDCによりますと、スマートフォンの普及などで日本のパソコン市場は、去年までの6年間で家庭向けが43%減少した一方、企業向けは29%の減少にとどまっていて、この会社では持ち運びが便利な製品などを開発すれば市場拡大の可能性があるとしています。
ファーウェイ・ジャパンの呉波デバイス・プレジデントは、「日本のビジネス向けのパソコンは、新商品の発売のスピードが遅いので、継続的に新製品を投入したい」と述べました。
この会社はことし2月、パソコン事業に参入していて、販売を始めるのはアメリカ、中国に続いて日本が3か国目となります。
調査会社のIDCによりますと、スマートフォンの普及などで日本のパソコン市場は、去年までの6年間で家庭向けが43%減少した一方、企業向けは29%の減少にとどまっていて、この会社では持ち運びが便利な製品などを開発すれば市場拡大の可能性があるとしています。
ファーウェイ・ジャパンの呉波デバイス・プレジデントは、「日本のビジネス向けのパソコンは、新商品の発売のスピードが遅いので、継続的に新製品を投入したい」と述べました。
ファーウェイ 年間売り上げ7兆円
「ファーウェイ」は、1987年に創業した中国・広東省深※センに本社を置く大手通信機器メーカーです。主力のスマートフォンの出荷台数は去年、1億台を超え、世界市場でのシェアは韓国の「サムスン電子」、アメリカの「アップル」に次ぐ3位です。このほか、企業向けのサーバー向けを出荷しているほか、データセンターを運営するなど世界170か国で事業を展開し、年間の売り上げはおよそ7兆円に上っています。
※「セン」は「土」へんに「川」
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