不正アクセスで文科省 セキュリティー対策徹底を通知へ
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佐賀県の教育情報システムなどが不正にアクセスされ生徒の個人情報が大量に漏えいした事件を受けて、文部科学省は4日にも全国の教育委員会などに対して、学校の情報システムのセキュリティー対策を徹底するよう通知する方針です。
この事件は佐賀県の教育情報システムや県立高校の校内ネットワークが不正にアクセスされて、合わせて21万件に上るとされる生徒の成績や住所などの個人情報が漏えいしたもので、先月27日、佐賀市の17歳の少年が逮捕されました。
これについて文部科学省は公的な教育機関の情報漏えいとしては過去最悪の規模だとして、4日にも全国の教育委員会などに対して学校における情報管理を徹底するよう、通知する方針です。
この中で、今回の事件について「生徒や保護者の信頼を失う重大な事態だ」と指摘したうえで、学校の情報システムから個人情報が漏えいするのを防ぐため、セキュリティー対策に問題がないか点検を実施するよう求めることにしています。
さらに、文部科学省はこうした情報システムからの情報漏えいを防ぐための具体的な対策を有識者会議で検討することにしています。
これについて文部科学省は公的な教育機関の情報漏えいとしては過去最悪の規模だとして、4日にも全国の教育委員会などに対して学校における情報管理を徹底するよう、通知する方針です。
この中で、今回の事件について「生徒や保護者の信頼を失う重大な事態だ」と指摘したうえで、学校の情報システムから個人情報が漏えいするのを防ぐため、セキュリティー対策に問題がないか点検を実施するよう求めることにしています。
さらに、文部科学省はこうした情報システムからの情報漏えいを防ぐための具体的な対策を有識者会議で検討することにしています。