クウェートでもテロ計画の5人摘発 各国警戒強める
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イラクで100人以上が死亡する爆弾テロ事件が起きた翌日、隣国のクウェートでは、過激派組織IS=イスラミックステートとつながりがある男女5人がテロを計画していたとして摘発されました。中東各国はイスラム教の断食月を狙ったテロに警戒を強めています。
イラクの首都バグダッドでは、3日未明、イスラム教シーア派の住民が多く住む地区で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、これまでに125人が死亡、150人がけがをしています。この事件について、過激派組織ISは犯行を認める声明を出しました。
その翌日の4日、イラクの隣国クウェートの内務省は、国内でテロを計画していたとしてクウェート人の男女合わせて5人を摘発したと発表しました。内務省によりますと、5人ともISとつながりがあり、このうちの1人はイスラム教の断食月=ラマダン明けまでにシーア派のモスクを狙った自爆テロを計画していたということです。
ISは断食月=ラマダンに合わせて各地でテロを呼びかけていて、ラマダンが今週で終わると、中東各地では多くの人々が街に繰り出し、1年で最もにぎわいをみせることから、各国の治安当局は警戒を強めています。
その翌日の4日、イラクの隣国クウェートの内務省は、国内でテロを計画していたとしてクウェート人の男女合わせて5人を摘発したと発表しました。内務省によりますと、5人ともISとつながりがあり、このうちの1人はイスラム教の断食月=ラマダン明けまでにシーア派のモスクを狙った自爆テロを計画していたということです。
ISは断食月=ラマダンに合わせて各地でテロを呼びかけていて、ラマダンが今週で終わると、中東各地では多くの人々が街に繰り出し、1年で最もにぎわいをみせることから、各国の治安当局は警戒を強めています。