古代ハスが見頃 埼玉 行田

古代ハスが見頃 埼玉 行田
k10010582391_201607041140_201607041141.mp4
埼玉県行田市の公園で、古い地層から見つかった種から育った古代ハスが見頃を迎え、朝から大勢の人たちが訪れています。
行田市の古代ハスは、公共施設の造成工事で1400年以上前の地層から見つかった種から自然に芽が出たもので、現代のハスよりも花びらの枚数が少なく大きいのが特徴です。
市の公園「古代蓮の里」では、大小4つの池でおよそ10万株が見頃を迎えています。ハスの花は、朝の咲き始めが最も美しく見えるということで、直径30センチほどの濃いピンク色の花が一面に広がる池の中に整備された歩道には早朝から大勢の人が訪れ、写真を撮ったりゆっくり散策したりして楽しんでいました。
さいたま市から来た男性は「古い時代の風景を見ているようで、とても感動的です。花がたくさん咲いていて、今がいちばんの見頃だと思う」と話していました。
行田市の古代ハスは来月上旬まで楽しめるということです。