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神戸の洋風建築が最後の公開 解体間近、明治に完成

 1900(明治33)年に完成し、銀行が70年余り所有した後、演奏会や展示会場に利用されてきた神戸市中央区の石造りの洋風建築「ファミリアホール」(旧三菱銀行神戸支店)で1日、「最後の公開」となる見学会が開かれた。

 ホールは子ども服メーカー「ファミリア」(神戸市)が所有していたが、老朽化を理由に大手不動産会社などに売却された。今月中旬に解体作業に入り、外壁だけを保存した形でマンションとなる予定だ。

 建築家らの市民団体は「明治の雰囲気を伝える重要な建物だ」として保存するよう求めている。

 ホールは、東京・丸の内のれんが街を手掛けた明治の建築家曽禰達蔵が設計した。

(共同)

 公開された洋風建築「ファミリアホール」の御影石製のアーチ=1日午前、神戸市

 公開された洋風建築「ファミリアホール」の御影石製のアーチ=1日午前、神戸市

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