日本企業が「売り手」に回るＭ＆Ａ（合併・買収）が増えている。2016年１～６月（公表金額ベース）は前年同期より約８割増え、９年ぶりの高水準だった。シャープが台湾・鴻海（ホンハイ）精密工業の傘下入りを決め、鉄鋼などでは国内企業同士の再編も進んだ。日本企業が海外企業の「買い手」となった案件は７割減り、守りのＭ＆Ａが目立っている。
Ｍ＆Ａ助言のレコフによると、日本企業が買収の対象となるＭ＆Ａは計３兆8…
2016年7月4日（月）
電子版/新聞
日本企業が「売り手」に回るＭ＆Ａ（合併・買収）が増えている。2016年１～６月（公表金額ベース）は前年同期より約８割増え、９年ぶりの高水準だった。シャープが台湾・鴻海（ホンハイ）精密工業の傘下入りを決め、鉄鋼などでは国内企業同士の再編も進んだ。日本企業が海外企業の「買い手」となった案件は７割減り、守りのＭ＆Ａが目立っている。
Ｍ＆Ａ助言のレコフによると、日本企業が買収の対象となるＭ＆Ａは計３兆8…
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