民主党との不可解な関係が解明されつつある「市民の党」。三鷹市議選で落選した森大志が所属している極めて北朝鮮寄りの極左団体である。
菅直人や鳩山由紀夫が資金管理団体を通じて、日本人拉致事件の容疑者の長男、森大志(28)が所属する政治団体「市民の党」(東京、酒井剛代表)から派生した政治団体「政権交代をめざす市民の会」(神奈川、奈良握代表)に多額の政治献金をしていた問題。
「政権交代をめざす会」から、民主党国会議員の関係政治団体に献金していたことも判明。さらに民主党国会議員の関係団体が、市民の党に献金していた事実もあり、献金を通じて「民主党」、「市民の党」、「政権交代をめざす会」が密接に結び付いている実態が浮かび上がってきた。
「市民の党」は、昭和55年に石岡亨さん=拉致当時(22)と、松木薫さん=同(26)を、欧州から北朝鮮に拉致したとして、結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順子と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿との間に生まれた息子、森大志が所属している朝鮮労働党と直結する極めて北朝鮮寄りの団体である。森大志は今年4月の東京都三鷹市議選に「市民の党」から立候補し落選している。
政治資金収支報告書などによると、「政権交代をめざす会」には平成19~21年にかけ、菅の資金管理団体「草志会」が6250万円、鳩山由紀夫の資金管理団体「友愛政経懇話会」が1千万円、「民主党東京都総支部連合会」(東京都連)が600万円を献金している。
新たに、民主党の鷲尾英一郎衆院議員、小宮山泰子衆院議員の関係政治団体が献金していたことも判明。 鷲尾英一郎は衆院拉致問題特別委員会理事を務め、常にブルーリボンバッチ付け、外国人地方参政権付与に反対する保守派をアピールしていた人物だ。
鷲尾英一郎の事務所は取材に「寄付をしていた団体はすでに解散させている。当時、支出内容を把握していなかった。『市民の党』が拉致関係者を選挙で擁立するような団体とは知らなかった」と政治家失格といえるコメントを出している。
献金を受け取った「政権交代をめざす会」は、直接、又は「市民の党」関係者らを通じて、民主党議員の政治団体に献金している。
★鷲尾英一郎衆院拉致問題特別委員会理事の政治団体「わしお会」に280万円。「わしお英一郎東京応援団」に330万円。
★黒岩宇洋法務政務官の政治団体「越後の暴れん坊」に860万円。
★外山斎参院議員の関係団体「イッキの会」に200万円。
★大久保潔重参院議員の関係団体「炎のチャレンジャー」に630万円。を献金として支出していた。
これらの政治家の団体と、「市民の党」や「政権交代めざす会」は、事務担当者が同一人物だった。黒岩宇洋の事務所は「運営や資金については一切関わっておりません」とコメントしている。
「政権交代をめざす会」から献金を受けていた外山斎参院議員。何故か胸には鷲尾英一郎同様にブルーリボンのバッチが光る。
一方、「市民の党」側には、民主党6議員が献金をしていたことも判明。
★池田元久経済産業副大臣

★松崎哲久衆院議員

★黒岩宇洋法務政務官

★大久保潔重参院議員

★鷲尾英一郎衆院拉致問題特別委員会理事

★小宮山泰子衆院議員

★松崎哲久衆院議員
★黒岩宇洋法務政務官
★大久保潔重参院議員
★鷲尾英一郎衆院拉致問題特別委員会理事
★小宮山泰子衆院議員
安倍晋三元首相は、「政府の拉致問題対策本部長である首相の資金管理団体が、拉致事件容疑者親族の関連団体に数千万円もの献金をするなど、常識として考えられない。国民は『一体どちらの味方なのか?』と疑問に思うはず」。
「調べてみると、落選議員や民主党市議会議員も多額の献金をしている。北朝鮮と民主党の闇はあまりにも深い。自民党は徹底的に追及していく!」と力強く語った。