手作りいかだ「どんぶらこ」 滋賀・野洲川、370人が冒険の旅
手作りのいかだで川を下る「野洲川冒険大会」が3日、滋賀県守山市内の野洲川であった。参加者は個性豊かないかだに乗り、強い風にあおられながらも、力を合わせてオールをこぎ、ゴールを目指した。
市PTA連絡協議会などでつくる実行委員会が毎年企画し、今年で35回目。県内をはじめ、京都や大阪などから76艇、約370人が参加した。
コースは同市笠原町-幸津川町間の約2・1キロ。スナック菓子の袋やペットボトルでつくった怪獣や、不織布や新聞紙でできた、絵本「はらぺこあおむし」のアオムシなど、力作のいかだが川を下っていった。
途中、守山青年会議所の会員らが水鉄砲や水風船を浴びせて行く手を阻んだ。参加者は水をかけられ悲鳴をあげながらも、なんとかいかだを進めていた。
いかだ下りは3回目という守山南中1年林田颯太さん(12)=同市今宿2丁目=は「今年は順調に進められてよかった」と笑顔を見せていた。
【 2016年07月04日 09時00分 】