都知事選 自民の候補者一本化は困難の懸念も
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東京都知事選挙を巡って、自民党内では所属する都議会議員が増田寛也元総務大臣の擁立を近く党の東京都連に申し入れることになりました。増田氏は、立候補に含みを持たせていて、党内からは立候補を表明している小池百合子元防衛大臣との候補者の一本化は難しいのではないかという懸念も出始めています。
今月14日に告示される東京都知事選挙を巡って3日、自民党の都議会議員は増田寛也元総務大臣の擁立を、東京都連に申し入れることを決め、東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣も3日夜、谷垣幹事長にこれまでの経過を報告しました。
増田氏は3日夜、民放のテレビ番組で、「実務能力が評価されているのであれば光栄だ」などと述べ、立候補に含みを持たせていて、4日、都内23区の区長会のメンバーが立候補を要請することにしています。
一方、立候補を表明している小池百合子元防衛大臣は東京都連に推薦願を提出していて、5日、石原大臣と会談し、6日までに都連の方針を明確にするよう求める考えを示しています。
自民党は、候補者の一本化に向けた調整を続けることにしていますが、小池氏は党の推薦が得られなくても立候補する考えを示していて、党内からは「一本化は難しいのではないか」という懸念も出始めています。
これに対して民進党は、党の東京都連が3日、都議会議員から立候補の要請を受けた長島昭久元防衛副大臣や増田氏らを軸に候補者の選定を進めていくことになりました。
しかし、岡田代表が「与党と相乗りすることはない」と述べているため、増田氏を自民党が主体的に擁立すれば支援は難しいという見方が出ていて、当面、自民党の対応を見極める方針です。
増田氏は3日夜、民放のテレビ番組で、「実務能力が評価されているのであれば光栄だ」などと述べ、立候補に含みを持たせていて、4日、都内23区の区長会のメンバーが立候補を要請することにしています。
一方、立候補を表明している小池百合子元防衛大臣は東京都連に推薦願を提出していて、5日、石原大臣と会談し、6日までに都連の方針を明確にするよう求める考えを示しています。
自民党は、候補者の一本化に向けた調整を続けることにしていますが、小池氏は党の推薦が得られなくても立候補する考えを示していて、党内からは「一本化は難しいのではないか」という懸念も出始めています。
これに対して民進党は、党の東京都連が3日、都議会議員から立候補の要請を受けた長島昭久元防衛副大臣や増田氏らを軸に候補者の選定を進めていくことになりました。
しかし、岡田代表が「与党と相乗りすることはない」と述べているため、増田氏を自民党が主体的に擁立すれば支援は難しいという見方が出ていて、当面、自民党の対応を見極める方針です。