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ミレニアル世代が職場のコミュニケーション環境にもたらす変化とは(上)
2016/07/04
現在の米国は、ミレニアル世代が最も多数派になった。モバイルコミュニケーションアプリ用のプラットフォームを手がける米APPrise Mobileの創業者でCEO(最高経営責任者)のJeff Corbin氏は、社会に出たミレニアル世代がビジネスコミュニケーションにも変化をもたらしていると話す。
「職場が進化し、ミレニアル世代が今後も従業員の大多数を占めていく中で、社員とのコミュニケーションや関係構築の重要性は、これまでにないほど高まっている。メールやイントラネットなどの『古風』なレガシーソリューションから、モバイルとの親和性が高い最近のツールへと、コミュニケーションツールの転換は確実に進行中だ」
米PR業界団体Public Relations Society of America(PRSA)のEmployee Communication SectionとAPPrise Mobileが実施した「2016 Digital Workplace Communications Survey」によると、大半の企業にとってコミュニケーションは特に重要な関心事の1つではあるものの、コミュニケーションの効果を最大限に高めるという面で、まだ改善の余地はある。そして、企業はミレニアル世代に追いついていくことを余儀なくされている。この世代のデジタルネイティブたちが、モバイルコミュニケーションツールの数々を携えた状態で社会に出て、会社にも同じような環境を期待するからだ。