こんにちわどうもてんたまです。
先日あたり新刊が発売された「ベルセルク」が2016夏期アニメとして同年6月29日に放映を開始されましたね。
・ベルセルク38巻レビュー
原作自体昔からのファンだったので早速一話視聴してみましたので、ネタバレしない程度に感想と意見を言いたいと思います。
【2016年Verアニメベルセルクの感想】
・ベルセルクとは何か?
ベルセルクを知らない人に軽くご説明させて頂きます。
ベルセルクとは使徒と呼ばれる異形なる物の生贄にされてしまったガッツと言う主人公が、刀身が大きな大人ほどある巨大な剣「ドラゴン殺し」を振るい、義手に仕込まれた大砲や様々な武具を使って、人間の力の限界を使って使徒と生死を分けた闘劇をする。
リアル中世ファンタジーを舞台にした漫画です。
今ではモンハンなどによく登場する大剣の類の認識を深めた漫画でもあります。
・今回のストーリー編成の感想
今回のストーリー編成は原作を知っている人なら、一話見ただけで分かると思いますが、一話でイシドロやファルネーゼが登場するので、新しい方の話と古い方の話を上手く混ぜて編成していくストーリー編成にするのかな? と言う感じに見えました。
そう言えばガッツが使徒狩りを始めた頃って、同時にイシドロが旅に出てた時期でもあり、ファルネーゼが予言の赤い湖に辿り着いた辺りかも知れませんよね。
漫画ではそこら辺の話はかなり後の方に書かれるので、話自体の辻褄はあっているかも知れないけど、でも漫画の感覚で見ると、ちょっと「え? もうその話をやるのか」と言う印象を受けるストーリー編成でしたね。
・絵が衝撃のALLセルシェーダーアニメ
セルシェーダーアニメとは細かい話抜きにして説明すると、3Dムービーをアニメに限りなく近づけたと言う感じの物で、アニメベルセルクのアニメーションはこの手法でほぼ全てを構成している。
そんなセルシェーダーで表現されたアニメはどんな感じな物かと言うと、最近の話でご説明すると、2016春アニメでやっていた「学戦都市アスタリスク2nd」のラストのオマケのクローディアがその手法で描かれていた。
あのような動きする感じのアニメーションとなっている。
セルシェーダーはゲームなどによく使われていたが、アニメで、しかもネタ系のショーアニメなどでは無く、ちゃんとした原作ありきの30分アニメでこの手法でアニメを作るのは中々衝撃的で斬新な試みだ。
【個人的評価】
☆☆☆★★
このアニメを見た時気になった事は、話の内容や構成じゃなくてとにかく作画でした。
まさかの全セルシェーダーでちょっと「えええ…」って思うのは正直な話ありました。
ゲームとかのムービーで流れる分には良いんですけどねセルシェーダー。
やはり「アニメを見るぞ!」と言う気持ちの所でセルシェーダーを見せられても「違うこれじゃない」ってどうしても思ってしまいます。
それにセルシェーダーで、これから先迫力ある戦闘シーンを描けるのかな? と思ってしまう部分もありますよね。
まあ人間の動きと言う物を3Dで表現するとあんな感じなのかも知れないけど、アニメに慣れてるとセルシェーダーはやはり違和感を感じます。
*セルシェーダーとアニメの違い
(OPだけアニメーションぽっかったんで体比較してみました)
このセルシェーダーとアニメの違いの違和感が無くなれば楽しめる作品かなと思いますが、その違和感が無くなるまで付き合えるかどうかと言う感じのアニメですよね。
なので新ベルセルクは、その事から考えて個人的評価☆3にさせてもらいました。
【終わりとまとめ】
これからセルシェーダーで作るアニメーションは増えてくると聞いてはいましたが、まさかベルセルクでやるとは、と言う感じでしたね。
そして初めて見せられて思った事は、やはりアニメと3Dは致命的に違いすぎるって事です。
慣れれば悪くはないと思うのですが、やはりベルセルクの迫力ある表現はちゃんとアニメで書いて欲しかったと思うところだったので、そこら辺は少し残念でした。
皆さんはセルシェーダーアニメは肯定派でしょうか? それとも否定派?
2016夏アニメ「ベルセルク」は、そんな様々な賛否両論が飛び交いそうなアニメでしたね。
と言う所で夏アニメ「ベルセルク」の紹介の話はここで終わりにしようと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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