３日午前三重県鳥羽市の答志島の沖でアワビ漁をしていた海女の７６歳の女性が溺れて死亡しました。
３日の海は穏やかだったといういうことで、海上保安部が詳しい状況を調べています。
鳥羽海上保安部によりますと、３日午前１０時半すぎ鳥羽市答志町の答志島の沖で、素もぐりでアワビ漁をしていた海女の濱口千尋さん（７６）が溺れているのを一緒に漁をしていた５３歳の長男が見つけました。
濱口さんは心肺停止の状態で病院に運ばれ、約１時間後に死亡が確認されました。
海上保安部によりますと、濱口さんは３日午前９時半から長男と漁船で沖に出て漁をしていましたが、漁を終える予定の１０時半になっても集合場所の浜に戻らなかったということです。
場所は港から約１．２キロ離れた水深約３メートルの海域で海上保安部によりますと、海は穏やかで波は高くなかったということです。
海上保安部が詳しい状況を調べています。