米軍属を追起訴 殺人と強姦致死の罪で
沖縄県うるま市の女性会社員(20)が遺体で見つかった事件で、那覇地検は30日、元米海兵隊員で米軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)=沖縄県与那原町=を殺人と強姦(ごうかん)致死の罪で追起訴した。
起訴状などによると、シンザト被告は4月28日午後10時ごろ、うるま市の路上で、女性の頭を棒で殴って両手で首を絞め、ナイフで首付近を数回突き刺すなどの暴行を加えた。そのうえで性的暴行を加えようとしたが目的を達せず、一連の暴行によって殺害した。
シンザト被告は女性の遺体を恩納村の雑木林に遺棄したとして9日に死体遺棄罪で起訴されていた。【佐藤敬一】