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【プロ野球】

巨人、4年ぶり借金4 菅野粘投もまたまた援護なし

2016年7月3日 紙面から

7回表2死一、二塁、代打大田の二塁打で、二走に続き一走実松が本塁を狙うがタッチアウト。捕手中村=秋田で

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◇ヤクルト2−1巨人

 エースが勝てない。強風吹き荒れる悪条件。菅野は6イニング1失点と粘りを見せた。しかし、6月3日以来となる白星には手が届かず、8回には2番手・宮国が決勝被弾。巨人が4年ぶりの借金4を背負い、3位後退だ。

 今季、何度も見た展開だ。前回9失点から復調した大黒柱が「次につながる投球はできた」と手応えをつかんでも、攻撃陣が応えることができない。「それは毎回聞かれても同じことしか言えない」と高橋監督も表情を曇らせた。

 9安打を放ちながら1点のみ。得点を奪う方法論は構築されず、指揮官も「われわれ(首脳陣)の課題かもしれないし、選手に打ってもらわないといけないところだし。その両方だと思う」と答えを模索中。エースに白星が付かなければ、チームが沈んでいくのも当然だ。 (井上学)

 

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