蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】山田がV27号 通算100号へあと22016年7月3日 紙面から
◇ヤクルト2−1巨人ヤクルトが競り勝った。1−1の8回に山田が勝ち越しの27号ソロを放った。デイビーズは7イニング1失点。ルーキ、秋吉とつないだ。巨人は菅野が6イニング1失点と好投したが、1得点に終わり3位に後退。宮国が今季初黒星を喫した。 日本海からの強い風でチャンピオンフラッグがはためく秋田こまちスタジアム。1−1の8回1死、ヤクルト・山田が1発で決めた。左翼席ポール際に低い弾道の決勝ソロ。2位に10本差を付ける27号だ。 土砂降りで30分遅れて始まったゲームの決着をつけ「試合がやれて良かった。自分の活躍でチームが勝つのが1番うれしい」とにっこりだ。 昨年も秋田では中日・大野から先頭打者弾を放っているだけに「秋田の水が合うのかな」。広島から移動してきた前日、秋田名産の比内地鶏ときりたんぽ鍋でパワーチャージしたのが良かったようだ。 山田自身は「いつも通り難しいことを考えず、シンプルに自分のスイングを心掛けただけ」と言うが、強い逆風を切り裂いた低いライナー性の打球に、杉村チーフ打撃コーチは舌を巻いた。「あそこしかない。フック目でライナー性の打球というのが、一番風の影響を受けにくい。(バットを)振り上げず、押し気味に打つのは技術。チームも助かるああいう場面で打てるのは見事」 プロ通算98本塁打となり、100号まであと2本。チームも2位まで2ゲーム差。3日にも最下位脱出の可能性が出てきたのは、山田さまさまだ。 (竹村和佳子) PR情報
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