NNNドキュメント「老いるバス 走り続ける 安全は確保されるのか?」
2016年7月3日(日) 25時25分~25時55分 の放送内容
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最終更新日:2016年7月1日(金) 19時30分
番組詳細説明(内容)
【見どころ】
北海道を訪れる観光客の多くが利用するバス。しかし、その多くは老朽化が進み、延命を図りながら運行されている。その中で相次いでいるのが出火事故だ。
バスの車齢が上がるにつれて、火災発生率が高くなるとの指摘があるが、行政・業界ともに有効な対策を打ち出せていない。事業者がバスを買い換えたいと思っても買い換えられない現実も。老いたバスの運行実態に迫るともに、観光立国・日本の安全輸送を問う。
【内容】
2016年、北海道新幹線がついに開業しました。
新函館北斗駅を起点に北海道観光に向かう人たちの多くは「バス」を利用しています。旧所名跡・景勝地に手軽に赴くことができるからです。
ところがこれと裏腹に、バス会社はどこも車両の台数が足りていません。そればかりか製造からすでに15年以上も経過している中古などの老朽化が進んだ車両を運行させています。規制緩和でバス事業者は拡大の一途を辿っているにも拘らず、インバウンドが増加、新車の製造に追いついていない現状があるためです。その中で、いま道内をはじめ全国で観光バスの火災事故が相次ぎ、乗客の安全輸送という大原則が脅かされる事態になっています。バス事業者の苦悩や葛藤、さらにはバス業界が抱える問題の背景やバス火災の検証を通じて、乗客の安全輸送に対する警鐘を鳴らしたいと考えます。
観光立国日本、東京五輪開催。政府が笛吹けど、現場が踊れない現状を浮き彫りにします。
道内で観光バス会社を手掛けている「川原観光」―。薄利多売の経営を続けています。所有するバスは19台、平均車齢は18年ほど。ほぼ全てを中古車で賄っています。それでも昨今相次ぐバス火災やバストラブルを起こしてはならないと、新車のバスに切り替えていきたいと考えています。ところが、購入の見通しは全く立っていません。インバウンドの急増でバスそのものの需要が高まり、新車の生産が追いついていないためです。実はこのように国内の多くの中小バス事業者は修理や点検を重ねてどうにかバスを延命させて運行しているのが実情です。
2000年に始まった国の規制緩和によって、それまで地域毎に定めていたバス事業者の最低車両保有台数が撤廃されました。いまは車齢にかかわらずバスが3台あれば誰でもバス事業に新規参入できます。結果、事業者は爆発的に増加。その影響で、いま業界では価格や車両購入の競争が激化しています。国は整備・点検を怠らなければバスは半永久的に使えるとの立場です。しかし、一部の専門家からは「本来の耐用年数を越えて、古いバスが走り続けている。そのこと自体が危険だ」と非難の声を挙げています。
運転手とともに高齢化するバス。川原観光にも不安の声が度々寄せられていて、運行管理者の和田英則さんも祈るような気持ちで毎日仕事をしているといいます。揺らぐ「乗客の安全輸送」という大原則。激しい競争の中で図られる延命化、そして老いたバスがなお走り続ける構図。全国でバス火災などの重大事故が相次ぐ背景にこれらが内在してはいないのでしょうか。
北海道で相次ぐ観光バスの火災。そのほとんどが製造から15年以上経過していた。古くなっても酷使される実態が。車両の老朽化と安全輸送の両立を問う。
出演者
- ナレーター
- あおい洋一郎
番組内容
国内屈指の観光地・北海道。ことしは北海道新幹線の開業も相まって国内外から多くの観光客が訪れている。しかし、年明けから道内では観光バスの火災が5件も発生。そのほとんどが製造から15年以上が経過していた。取材を進めると、古くなっても酷使されているバスが少なくない実態が浮かび上がった。走行距離が地球を45周分になるケースも珍しくはない。事業者の苦悩とともに車両の老朽化と安全輸送の両立を問う。
制作
札幌テレビ
その他
- 属性情報?
-
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント
人物情報
出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)(外部サイト)
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