iPhoneで通話を録音する方法まとめ【アプリやICレコーダー+テレフォンピックアップなど】
2016-07-02 18:15iPhoneには、標準で通話内容を録音する機能がありません。しかし、アプリやICレコーダー(+テレフォンピックアップ)などの外部機器を利用することにより、通話を録音できるようになります。今回はiPhoneの通話を録音する方法をいくつかまとめました。
アプリ「TapeACall」を利用する(無料版もあり)
iPhoneには標準で「ボイスメモ」がありますが、電話の通話を録音することができません。国外では無断で通話を録音することが法律で禁じられているところもあり、そうした国々の事情に合わせた仕様になっています。
とはいえ、サードパーティのアプリを利用して通話を録音することは可能です。ここでは「TapeACall」というアプリを使って、録音してみましょう。有料のPro版は1200円のアプリですが、無料で使えるLite版も用意されています。無料版でも録音した最初の60秒間再生できますので、試してみてから購入(またはアップグレード)を検討するとよいでしょう。
TapeACallの使い方(ドコモ以外)
TapeACallで録音するには、グループ通話を使います。相手以外の第三者との通話が録音用になっており、擬似的に通話録音を可能にする仕組みです。そのため、「三者通話サービス」の使えるauと、「グループ通話」が使えるソフトバンクの端末でのみ利用でき、それぞれ事前の申し込み(月額200円)が必要です。残念ながら、ドコモ回線では利用できません。
電話をかけるには、まずTapeACallアプリを起動します。初めて起動する時は、起動コードの入力が必要になります。
起動コードは電話番号を入力して、SNSで受け取ります。
録音ボタンをタップすると、通話画面に切り替わります。
しばらくすると「通話を追加」がタップできるようになるので、ボタンをタップして相手に電話をかけます。
続けて「グループ通話」をタップすると、通話内容の録音を開始します。
無料版では、最初の60秒のみ再生可能です。録音データは、メールなどで送信することができます。
なお、すでに通話している内容を録音したい場合は、相手に待ってもらい、アプリの録音ボタンをタップして、「グループ通話」をタップします。
テレフォンピックアップ+ICレコーダー等を利用する
ICレコーダーなどの録音機器があるなら、「テレフォンピックアップ」と組み合わせても簡単に録音できます。
Image:ソニー(ECM-TL3)
テレフォンピックアップはインナーイヤー式のマイクロホンです。ICレコーダーのマイク入力につないで、イヤホンを耳に入れた状態で電話をかければ、通話内容を録音できます。イヤホン部の外側にあるマイクロホンを通して、相手の声と自分の声が録音される仕組みです。
また、アプリのように機種依存がないので、iPhoneでもAndroidでも、さらには固定電話でも使えるのがポイント。ICレコーダーでなくても、録音機能を持ったMP3プレーヤーやラジカセなど、マイク入力がある機器なら録音が可能なのも強みです。
テレフォンピックアップは実売価格で1500円から2000円程度で購入できるので、録音できる機器があるなら少ない出費で、かつ申し込みなどの手間なく通話録音の環境を整えることができます。オリンパスまたはソニーの製品が人気になっています。
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Bluetoothボイスレコーダーを利用する
これからICレコーダーを探すなら、スマートフォンでの録音に対応しているBluetoothボイスレコーダーを利用するという手もあります。
Bluetoothでスマートフォンと接続し、ボイスレコーダーで録音します。内蔵のスピーカーとマイクを利用できるので、テレフォンピックアップのようにイヤホンを使わなくとも、ハンズフリーで通話をおこなえるのが便利です。
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