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【芸能・社会】

海老蔵熱演に「頑張って」 歌舞伎座公演初日

2016年7月3日 紙面から

 市川海老蔵(38)らが出演する東京・歌舞伎座公演が2日、初日を迎え、海老蔵らが熱演で昼夜満員の客席を沸かせた。26日まで。

 海老蔵は、妻のフリーアナウンサー小林麻央(33)が乳がんで闘病していることを6月9日に発表してから初めての歌舞伎座。海老蔵をはじめ、市川猿之助(40)、市川右近(52)、市川中車(50)ら豪華面々が競演。昼の部では「柳影澤蛍火」など、夜の部では「荒川の佐吉」などが上演された。

 4作に出演した海老蔵は、麻央を支えながらの舞台となったが、心の揺らぎを感じさせないこん身の演技でファンを魅了。「成田屋!」の掛け声が場を盛り上げた。

 劇場ロビーでひいきの客らをもてなした海老蔵の母、希実子さんは、本紙の取材に笑顔を見せながらも「今日は…すみません」とだけ。

 埼玉県から来た60代の主婦は「今日の海老蔵さんはとっても良かった。気のせいか、以前より、演技に深みが増したようにも思えました。麻央さんには1日も早く治ってほしいです」。茨城から来た50代の主婦は「麻央さんのことで大変でしょうが、頑張ってほしいです」とエールを送っていた。

 

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