2016年7月2日21時24分
宮城海上保安部は2日、密漁したアワビ約3200個(約290万円相当)を所持していたとして、宮城県美里町の無職伊藤雅之容疑者(59)ら男4人を、県漁業調整規則違反の疑いで現行犯逮捕したと発表した。
ほかに逮捕されたのは、同県登米市の会社役員白井孝史(42)、同市の無職冨士原義経(33)、同市の無職寺島孝(35)の各容疑者。
同海保によると、伊藤容疑者らは1日午前2時ごろ、宮城県石巻市の沖合で、県が定めた捕獲禁止期間にもかかわらず、アワビを採ってかごの中に持っていた疑いがある。約3200個のうち約2千個は、採ること自体が禁じられている殻の長さが9センチ以下のアワビだったという。
同海保は「漁業者が東日本大震災からの復興に努めているなか、密漁は許しがたい」としている。
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!