ＪＩＣＡ理事長「同志を亡くし痛恨の極み」7月3日 2時42分

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今回の事件で日本人７人の死亡が確認されたことを受けて、ＪＩＣＡ＝国際協力機構は３日未明、記者会見を開き、北岡伸一理事長は「途上国の発展に貢献していた同志を亡くして痛恨の極みだ」と述べました。

東京・千代田区のＪＩＣＡ本部で記者会見した北岡理事長は、「７人の方々はダッカの都市交通の状況を改善すべく活動していた。途上国の発展に貢献していた同志を亡くして痛恨の極みだ」と述べました。
現地の事務所では、夜間の外出を控えるなど注意を促していたということですが、今回、コンサルタント会社の７人が犠牲になったことについて、「コンサルタントの方のすべてに注意が行き届かなかったことが遺憾で残念でならない」と述べました。
そのうえで、バングラデシュに残る関係者の安全を確保するため、状況に応じて国外に退去してもらったり危険な場合は自宅にとどまってもらったりするなどの対応を取りたいと述べました。