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ダッカの人質事件にまきこまれた日本人の情報まとめ

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バングラデシュの首都ダッカでたてこもり事件が起き、現地治安部隊が突入、銃撃戦となりました。
報道では人質13名を救出。しかし20名が亡くなる大惨事となっています。

日本人は渡邊玉興さんが救出されたと報じられていますが、他に安否がわからない人たちがおられます。たいへん心配な状況。
ここまででわかっている情報をまとめました。

人質13名を救出

事件が起きたのは7月1日夜のダッカの飲食店。
犯人グループが客を人質にたてこもったところに、治安部隊が突入。

バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、治安部隊が店内に突入し、日本人1人を含む13人を救出しましたが、現場からは20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められています。



救出された日本人はアルメックVPIという建設コンサル会社に所属する渡邊玉興さんとわかっています。

日本人で安否確認ができていないのは三社7人

政府関係者によりますと、安否が分からなくなっている日本人は、JICA関連の仕事をしている都内の3つの建設コンサルタント会社の、男性5人、女性2人の合わせて7人の社員とみられるということです。3つの会社は、新宿区に本社を置く「アルメックVPI」と、渋谷区に本社を置く「オリエンタルコンサルタンツグローバル」、それに、中央区に本社を置く「片平エンジニアリング・インターナショナル」だということです。



まきこまれてしまったのは三社。
ダッカの交通渋滞解消のための新システムのプロジェクトに、独立行政法人国際協力機構(JICA)がらみで関わっていた。

アルメックVPI
http://www.almec.co.jp/

オリエンタルコンサルタンツグローバル
http://www.oriconsulglobal.com/

片平エンジニアリング・インターナショナル
道路や橋を中心に、主に東南アジアで土木建設をコンサルタント。調査・計画・設計、施工管理まで手がける会社。
2014年11月から、NECとともにダッカ市の交通料金システムの統合プロジェクトを開始した、とホームページに記載があります。
http://www.katahira.com/


渡邊さんが所属しているアルメックVPIでは、渡邊さんの他の男性1人、女性2人の安否が確認できていないと言われています。

現在、安否が不明な日本人は男性5人、女性2人とのことですから、このうち女性2人はアルメックVPIの方と思われます。

アルメックVPI以外の二社、つまりオリエンタルコンサルツグローバルと、片平エンジニアリングインターナショナルの男性4人が、他にいることになります。どちらの会社が何名なのかまではわかりません。


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関連があるかどうかわかりませんが、オリエンタルコンサルツグローバルの、東南アジアの交通渋滞に関わるレポートがありました。
http://www.jcca.or.jp/kaishi/268/268_toku4.pdf

いったい何が目的だったのか?


現場の状況が伝えられるにつれ、痛ましさと憤りが募ってきます。
ともかく無事でいて欲しい、のひとことです。



最悪の結末に(2016/07/03 00:06:24)

今しがた菅官房長官が会見し、安否が確認できずにいた七名の日本人全員の死亡が確認されたと発表されました。
バングラデシュの発展のために尽くして来た人々が、このような形で無くなった事は痛恨の極みだと話していましたが、全くその通りだと思います。
政府はご遺族への最大限の支援を約束。まず専用機を現地に派遣することを決めたようです。

日本を背負って現地でご活躍されていた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
このようなことのない世の中を実現したいと、心から思います。