スコットランド 残留模索 EU側と協議へ
イギリスの国民投票の結果を受けて、スコットランド自治政府のスタージョン首相は、イギリスがEU=ヨーロッパ連合から離脱してもスコットランド単独での残留を模索していく立場に理解を求めるためEU側と協議を進める考えを示しました。
先週行われたイギリスの国民投票でスコットランドで投票した人のおよそ62%がEUへの残留を支持したことを受けて、スコットランド自治政府は独立を巡っておととし行われた住民投票を再度実施するための準備を進める意向を示しています。
スコットランド自治政府のスタージョン首相は28日、議会で演説し、「われわれの最優先事項はEUとの関係を守ることだ」と述べ、イギリスがEUから離脱しても、スコットランド単独での残留を模索する考えを強調しました。
そのうえで、29日にベルギーのブリュッセルを訪れ、ヨーロッパ議会のシュルツ議長と会談することを明らかにしたうえで、「EU残留を望むわれわれの思いをすべての加盟国に気づいてもらいたい」と述べ、スコットランドの立場に理解を求めるため、EU側や加盟国との協議を進めていく考えを示しました。
さらに、スタージョン首相は「目標を達成する方法を探るため、専門家で作る協議会を設立する」と述べ、EU残留に向けた具体的な方法を探るため、法律の専門家など有識者を交えて検討する方針を明らかにしました。
スコットランド自治政府のスタージョン首相は28日、議会で演説し、「われわれの最優先事項はEUとの関係を守ることだ」と述べ、イギリスがEUから離脱しても、スコットランド単独での残留を模索する考えを強調しました。
そのうえで、29日にベルギーのブリュッセルを訪れ、ヨーロッパ議会のシュルツ議長と会談することを明らかにしたうえで、「EU残留を望むわれわれの思いをすべての加盟国に気づいてもらいたい」と述べ、スコットランドの立場に理解を求めるため、EU側や加盟国との協議を進めていく考えを示しました。
さらに、スタージョン首相は「目標を達成する方法を探るため、専門家で作る協議会を設立する」と述べ、EU残留に向けた具体的な方法を探るため、法律の専門家など有識者を交えて検討する方針を明らかにしました。