リオ五輪前に州警察がストライキ 給料の未払いで
ブラジルのリオデジャネイロ州の警察は、州都でオリンピックが開催されるのを前に、給料の未払いなどを理由にストライキを行い、状況が改善されなければ今後も断続的に続ける構えで、安全面への影響が懸念されます。
ストライキはリオデジャネイロ州内のほぼすべての警察署で、27日の午前8時から午後4時まで8時間にわたって行われました。
この間、州警察は通常の30%の人員で業務を行い、緊急の場合を除いて事件の捜査や被害届の受理は行わなかったということです。
このうちリオデジャネイロの国際空港では、ストライキを行った警察官らが「リオデジャネイロに来ても安全ではない」などと書かれた横断幕を掲げていました。
ストライキの主な原因は、警察官の6月分の給料が未払いになっていることで、その背景には、リオデジャネイロ州が景気低迷に伴う税収の落ち込みで財政危機に陥っていることがあります。連邦政府が緊急融資を約束したことで給料の未払いは解決の方向に向かっていると伝えられていますが、州警察の労働組合は状況が改善されなければ今後も断続的にストライキを続ける構えです。
リオデジャネイロにある日本総領事館は、観光客などが犯罪の被害にあった場合に捜査に影響が出る可能性もあるとして、今後の情報に注意するよう呼びかけていて、安全面への影響が懸念されます。
この間、州警察は通常の30%の人員で業務を行い、緊急の場合を除いて事件の捜査や被害届の受理は行わなかったということです。
このうちリオデジャネイロの国際空港では、ストライキを行った警察官らが「リオデジャネイロに来ても安全ではない」などと書かれた横断幕を掲げていました。
ストライキの主な原因は、警察官の6月分の給料が未払いになっていることで、その背景には、リオデジャネイロ州が景気低迷に伴う税収の落ち込みで財政危機に陥っていることがあります。連邦政府が緊急融資を約束したことで給料の未払いは解決の方向に向かっていると伝えられていますが、州警察の労働組合は状況が改善されなければ今後も断続的にストライキを続ける構えです。
リオデジャネイロにある日本総領事館は、観光客などが犯罪の被害にあった場合に捜査に影響が出る可能性もあるとして、今後の情報に注意するよう呼びかけていて、安全面への影響が懸念されます。